ChatGPTで音声の文字起こしはできる?できなかった理由と無料でできるおすすめ方法まとめ【2025年版】

ChatGPTで音声の文字起こしはできる?できなかった理由と無料でできるおすすめ方法まとめ【2025年版】

はじめに|ChatGPTで音声の文字起こしってできるの?

「ChatGPTに録音ファイルを渡せば、自動で文字起こししてくれるかも?」 そんな期待をもって試してみた方は少なくないと思います。私もその一人。iPhoneのボイスメモで録音した音声をChatGPTに渡してみました。

しかし、実際にはいくつかの壁が立ちはだかり…結論から言うとChatGPT単体での音声文字起こしは難しいという結果になりました。

この記事では、実際にやってみた体験談とそのエラー内容、そして無料で高精度に文字起こしできる代替方法について紹介していきます。

ボイスメモの文字起こしをChatCPTでやっている様子。苦戦。

ボイスメモの文字起こしをChatCPTでやっている様子。苦戦。

ChatGPTで音声ファイルを文字起こししてみた結果

● 使用環境

  • iPhoneのボイスメモ(.m4a形式)

  • ChatGPT(GPT-4o、有料プラン)

● やってみた方法

  • 録音したファイルをChatGPTのファイルアップロード機能で渡す

  • 「この音声を文字起こししてください」と指示

● エラーが出た原因

  1. 音声が長すぎる(3分40秒で処理落ち)

  2. ファイル名に日本語+数字でスペースが勝手に入る → 例:「日本大正村 2.m4a」 → 自然とスペースが入り、エラーになるケースも

  3. 分割しても1分程度ではまだ長すぎてメモリエラーが出ることも

ボイスメモをChatCPTは文字起こしできなかった

ボイスメモをChatCPTは文字起こしできなかった

▶ 実際のエラーメッセージ(一部)

現在の環境では音声ファイルの長さや処理量により、メモリ不足で自動文字起こし処理ができませんでした。

● 結論:ChatGPT単体での文字起こしは現時点では実用的ではない

ChatGPTで音声を文字起こしできずにがっかり

ChatGPTで音声を文字起こしできずにがっかり

ではどうすればいい?おすすめの無料ツールまとめ

① Whisper Web UI(Hugging Face)

OpenAIの文字起こしモデル「Whisper」をWebで無料体験できるツール。

  • ブラウザ上で.mp3や.m4aファイルをアップするだけで文字起こし可能

  • 日本語対応・無料・アカウント不要

  • 出力された文字をChatGPTで要約や整形するのに最適!

🔗 Whisper Web UIを開く(Hugging Face)

補足:OpenAIのWhisperモデルをWebブラウザで動かせるHugging Faceのスペースです。登録不要・完全無料で、日本語音声も扱えます。

② Notta(Web版)

登録制だが、無料プランあり。文字起こし精度も高く、使い勝手も◎

  • ファイルアップロード機能あり(m4a対応)

  • 音声を聞きながら編集できるUI

  • 書き起こし後、テキストをChatGPTへ貼り付けて要約が可能

🔗 Notta 公式サイト

補足:日本語で使いやすいUIがあり、無料プランでもファイルのアップロード文字起こしが可能。メールアドレス登録が必要です。

ChatGPTは「要約・整理ツール」として活用

文字起こしは他のツールで行い、ChatGPTは“その後”に活躍します。

▶ 例えば:

  • 「この文字をブログ風に整えて」と頼む

  • 英語音声を起こしたあと「やさしい日本語に訳して」と伝える

  • 「SNS用の一文にして」などカスタマイズも自由

💡 補足リンク:画像や資料にも活用できる!

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ChatCPTは画像などの活用ならばっちり

ChatCPTは画像などの活用ならばっちり

Q&A|ChatGPTと文字起こしに関する疑問

Q. ChatGPTで音声ファイルをアップしたけどエラーになります

→ 音声が長すぎる、ファイル名にスペースがある、日本語環境で処理が不安定などの理由が考えられます。

Q. ファイル名のスペースってどうすればいい?

→ iPhoneでは自動でスペースが入ることがあります。英語+数字のみのシンプルなファイル名にすると安定しやすいです。

Q. ChatGPT無料プランでもできる?

→ 現時点では音声ファイルのアップロード・文字起こし機能は有料プラン限定です。

まとめ|ChatGPT単体では難しい。でも活用の幅は広がる!

ChatGPTだけで音声文字起こしを完結するのは、2025年現在まだ難しい場面が多いです。

でも、Whisperなどの無料・高精度な外部ツールと組み合わせれば、精度の高い音声→要約フローが実現可能

文字起こし後の活用法として、ChatGPTはブログ・SNS・英語学習・要点整理などにも応用できます。

「録って話すだけで整理された文章になる」未来は、もうすぐそこです。

🎀 この記事のまとめ

  • ChatGPT単体では音声ファイルの文字起こしは不安定で実用性に乏しい
  • Whisper Web UIなら無料・登録不要で高精度な文字起こしが可能
  • ChatGPTは要約・整形・翻訳・SNS投稿化など“その後”に活用できる

🔗 ChatGPT公式サイト:https://chat.openai.com/

📚 次回予告|Whisperって何?初心者でも使える無料の音声文字起こしツール特集

次回は、今回も登場したWhisperをテーマに、誰でも簡単に使える
「Whisper Web UIの使い方」をやさしく解説予定です✨
iPhoneやPCでの使い方・注意点・活用アイデアまで、音声文字起こしをもっと手軽にしたい方におすすめの内容です!

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