追記:SE2を外した理由&SE2とSE3の超要約
さとし「SE2って、まだ候補に入る?」
ひろと「見た目は同じでも中身が世代違い。この記事で体験→数値→価格の順に整理するよ」
さとし「要は“あとで後悔しない選び方”だね」
ひろと「うん。なぜSE2を外すのかと、SE3で何がラクになるかを一気に見よう」
💡 快適派は → iPhone 13の実機レビューへ 「ホームボタン継続の最適解 → SE3レビュー(次回)

SE2を何で外したんだろう?
SE2を外した理由
5G非対応/A13世代/電池・夜の安定が弱め。中古価格がSE3や13に近い場面が多く、いま選ぶならSE3 or 13の方が総合満足度を取りやすい。
SE2 vs SE3(超要約)
A13 → A15、4G → 5G。電池と処理の余裕はSE3が上。
共通点:MagSafe非対応・Touch IDのコンパクト路線。
目次
「今日も20%で帰ってきた日」——SE2とSE3、我が家のキッチン会議
(夕方のキッチン。湯気、味噌汁、テーブルにSE2とSE3。)

湯気の立つ鍋/母の手元のSE2と、結衣のSE3。
母(SE2)「夜の写真、ブレちゃうのよね。帰りには残量20%で心細くなるし…」
結衣(SE3)「私はA15になってから、失敗写真が減ったよ。残量も最後まで気持ちラク」
陽菜「見た目は同じでも、中身は世代違いだもんね」
ひろと「今日は体験 → 根拠 → 価格/買い時の順で、迷いをほぐそう」
さとし(XR)「俺も聞きたい。SE2を外した理由をちゃんと理解したいんだ」
夕方は差が出やすい時間帯。電池はSE2≈13h/SE3≈15h(動画再生目安)。この+2時間が、帰宅前後の「ナビ・決済・ビデオ通話」を残量ストレス少なめにしてくれます。
カメラはどちらも単眼だけど、A13→A15の処理差でSE3は暗所・逆光・室内のピンボケ/ノイズが減りやすい=撮り直しが減る。
通信はSE2=4G/SE3=5G(sub-6)。体感はエリア次第でも、混雑時間帯の余裕や2–3年の安心はSE3が取りやすい。
共通点は多い:Touch ID/4.7型LCD/IP67/Qi充電/MagSafe非対応。ケース・フィルムは共用が多数。つまり手触りはそのまま、中身の余裕はSE3。
——この章は暮らしの差の要約。次で数値の裏取りと価格・買い時(相場レンジの型)に進みます。
体験でわかる3つの差
① 夜・室内の“歩留まり”
母「室内だとピントが合わない時があるのよ」
結衣「SE3は処理の余裕があるから、ピントの迷いが少ない気がする。逆光でも“顔が暗い”が減ったよ」
陽菜「同じ単眼カメラでも、画像処理の世代で“残せる写真”の割合が変わるんだね」
ひろと「まさに。A13→A15は、写真の失敗率に直で効く」

薄暗いリビングで孫(颯真)を撮るシーン。
② 一日の終盤、残量の安心感
陽菜「お母さん、いつも“20%不安”で帰ってくるよね」
母「そう、地図を開くのも躊躇しちゃう」
ひろと「SE2:約13h → SE3:約15h(動画再生目安)。この2時間の余裕が、夕方〜夜の心理的バッファになる」
結衣「電池の数字は小さく見えるけど、“最後のひと踏ん張り”が大きいのよ」

帰宅途中のバス停、ステータスバーの残量に表情が緩む
③ 回線の将来性と混雑耐性
さとし「4G→5Gって、体感ある?」
ひろと「エリアとプラン次第だけど、混雑時の余裕と将来の安心はSE3に分がある。今は差が小さくても、2〜3年先を見ると効いてくる」
結衣「出先で動画をチラ見する時とか、“待ち時間が短い”は地味に効くね」

駅構内の混雑/通信インジケーター5Gの表示
スペックで裏取り

さとしがSE2のスペックを見ている。
SE2ってどんな機種?(まず“土台”を把握)
発売時期:2020年
チップ:A13 Bionic(Neural Engine世代は旧)
通信:4G/LTE、5Gは非対応
ディスプレイ:4.7インチ Retina HD(1334×750 / LCD / True Tone)
生体認証:Touch ID(ホームボタン)
カメラ:背面12MP(f/1.8、OISあり)/前面7MP(f/2.2)
写真:ポートレート、スマートHDR(世代は旧)
動画:4K最大60fps、1080pスローモーション最大240fps
バッテリー目安:動画再生 約13時間
防水防塵:IP67
無線/端子:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC(Apple Pay)、Lightning、Qiワイヤレス充電
サイズ/重さ:138.4×67.3×7.3mm / 約148g
ストレージ/カラー:64/128/256GB、ブラック/ホワイト/(PRODUCT)RED
アクセサリー互換:SE3とケース・フィルム共用可(第2/第3世代記載のもの)
📝 iPhone SE(第2世代)の技術仕様(出典:Apple公式)
SE3で“変わった&据え置き”ポイント(SE2からの更新点がここ)

「SE3」の携帯カード、付箋には「A15」「5G」「バッテリー+」「画像処理」「同じサイズ」とスペックが記載。
チップ更新:A15 Bionic(世代アップで処理・省電力・画像処理に余裕)
通信強化:5G(sub-6)対応(将来性・混雑時の余裕)
電池の持ち:動画再生 約15時間(SE2比+約2hの“終盤バッファ”)
写真処理の進化:同じ単眼でも、画像処理世代アップで暗所・逆光の“失敗減”を体感しやすい
例:露出/ノイズ処理・色調整の安定、肌色の自然さ など
据え置き(=違いがない点)
ディスプレイ/サイズ/解像度:4.7″ Retina HDのまま
生体認証:Touch ID(ホームボタン)
防水防塵:IP67
ワイヤレス:Qi充電対応(MagSafeは非対応)、Wi-Fi 6 / BT5.0 / NFC
フロント7MPカメラの基本仕様
ケース・フィルム互換(第2/第3世代共用)
まとめの一言:見た目と使い勝手は継承、中身(A15/5G/電池の余裕・画像処理)がアップグレード——これがSE3の本質。
(締めのひとこと会話)
ひろと「要点だけ」
・チップ:SE2=A13/SE3=A15
・通信:SE2=4G/SE3=5G
・電池:SE2≈13h/SE3≈15h
・耐水:どちらもIP67
・共通点:Touch ID/4.7型LCD/Qi充電/MagSafe非対応/ケース・フィルム共用
陽菜「見た目は同じ、余裕はSE3ってことだね」
📝 iPhone SE(第3世代)の技術仕様(出典:Apple公式)
価格と「買い時」をどう決める?(相場レンジの“型”つき)
さとし「いちばん知りたいのはいつ・いくらで決めるか」
ひろと「“型”で決めよう。数字は都度更新ね」

これが「判断軸」ね
用語と前提(まずここを揃える)
良品:外装に小傷はあるが、機能OK。バッテリー最大容量≥85%が目安。
新同:未使用に近い。開封済みでも傷ほぼ無し、付属品完備。
保証○:店舗独自保証やメーカー整備保証など。初期不良・自然故障の救済が効く。
状態>価格:同価格帯なら“状態(電池・外装・保証)優先”が満足度高め。
母「“安いより安心”ってことね」
結衣「うん。毎日使う道具は、状態の良さが長く効くよ」
販路別の特徴(短所も明記)
公式/認定整備品:高めだが均質&安心。相場の上限リファレンス。
大手中古店:保証・ランク明確/返品可が多い。価格は中〜やや高。
ECモール(中古専門):掘り出し価格あり。出品者評価と保証を要チェック。
フリマ/個人売買:最安狙いだが残債/水没/赤ロムのリスク。初心者は非推奨。
キャリア/量販特価:下取り・ポイント・乗換で実質大幅ダウンあり。
陽菜「私は保証つきで探したいな」
ひろと「迷ったら大手中古店 or 認定整備が安全」
実質差額の出し方(コピペ式)
例:SE3良品 ¥38,800、ポイント¥3,000、下取り(SE2)¥8,000 → 実質 = ¥27,800
判断軸:この実質差額がSE2良品の最安付近と比べ±¥5,000以内ならSE3へ。
さとし「“実質で比べる”って癖つけるわ」
結衣「ポイントや下取りを入れると逆転しやすいよ」
バッテリー容量と修理歴の見方(赤旗一覧)
最大容量:85%未満は交換費用を上乗せ(¥6,000〜¥12,000目安)。
修理・パーツ:非純正表示/交換歴は減額要因。
ネットワーク利用制限:○以外(▲/×)は回避。IMEIで照会必須。
アクティベーションロック:OFFで受け取り(iCloudサインアウト済)。
防水ゴム:中古は劣化あり得る→保証重視。
母「“85%切ってたら電池代も含めて考える、ね」
ひろと「うん。見えないコストは最初に足し算しよう」
相場レンジの“型”
- 状態と保証をそろえる: 同じ基準(例:良品・動作保証○)で比較
- 実質価格を算出:
実質価格 = 表示価格 − ポイント/クーポン − 下取り + 電池交換費(必要なら) + 送料/手数料 - しきい値で決める:
- 差額ルール:SE3実質最安 − SE2実質最高 ≤ ¥5,000 → SE3
- 比率ルール:SE2実質価格 ≥ SE3実質価格 × 0.9 → SE3
メモ:SE2のバッテリー最大容量が85%前後なら、電池交換費をSE2側に加算して比較。
“しきい値”と決断ルール(迷ったらここ)
ルール1:
(SE3良品 最安)−(SE2良品 最高) ≤ ¥5,000 → SE3に行く。
↳ A15/5G/電池+2h/画像処理の上積みを¥5,000以内で買えるなら“お得”。ルール2(保証重視派):
保証○のSE3 − 保証なしのSE2 ≤ ¥10,000 → SE3。
↳ 中古は保証差が満足度を左右。
さとし「5千円ルール、覚えやすい」
結衣「保証アリの安心も、将来の節約だよ」
キャンペーン&相場が動きやすい時期
3月:決算セール/在庫放出
9〜10月:新型発表〜発売直後で型落ち下落
GW/年末:ポイント還元強め
乗換期:下取り増額/端末割に注目
陽菜「次の波を待つのもアリだね」
ひろと「“欲しいときが買い時”だけど、波を知っておくと後悔しにくい」
交渉・見極めチェック(購入前に必ず)
母「チェック表、そのまま使えるの助かる」
ひろと「コピペして買い物メモにどうぞ」
ケース別:この条件ならどっち?
費用最優先/連絡用メイン:
SE2良品が明確に安い(≥¥10,000差)+最大容量≥88% → SE2継続 or 乗換ホームボタン継続+あと2〜3年安心:
しきい値内(≤¥5,000差) or 保証○のSE3が入手可 → SE3快適&カメラ重視/長期使用:
iPhone 13(別記事へ)
さとし「差額と電池でスパッと決められるね」
結衣「“安心で選ぶ”→SE3/“最安でつなぐ”→SE2が分かりやすい」
買い時チェックリスト(再掲)
母「“差額5千円以内ならSE3”って張り紙しておこうかしら」
結衣「いいね。それと保証の有無、忘れずチェックだよ」
早見表:これで決めよう
ひろと「はい、結論ショート——自分の条件に当てはめて選ぶだけだよ」

分岐点にある3つの道路標識:「SE2 継続」、「SE3」、「13」。
基本の分岐
最安&用途が軽い(通話/LINE/地図/ブラウジング中心)
→ SE2を継続(下の延命Tips必須)
メモ: バッテリー最大容量が≥85%なら“あと1年”は現実的。写真は日中中心ならOK。ホームボタン継続+あと2〜3年の安心が欲しい
→ SE3(A15/5G/電池目安15h)
メモ: “失敗写真が減る+夕方の残量ストレスが軽い”が主な体験差。快適さ・カメラ重視/長く使う予定
→ iPhone 13へ(別記事)
メモ: OLED・デュアルカメラ・電池余裕で総合満足度が高い。
もう一歩の指針(「もし〜なら」)
SE2とSE3の価格差が実質 ≤ ¥5,000 → SE3に行く
(A15/5G/電池+2hの上積みを低コストで買えるタイミング)格安SIMで5G圏が生活圏に多い → SE3(混雑時の余裕を取りに行く)
写真は“夜・室内・逆光”の出番が多い → SE3(画像処理の世代差が効く)
親へ“まず安く1台”を → SE2継続 or SE2安価乗換(※バッテリー状態と保証は要確認)
子ども用・見守り用のサブ機 → SE2(低コスト×Touch IDの安心)
ストレージ目安(後悔しない容量)
64GB:連絡中心・写真はiCloud前提なら可(でも余裕は少なめ)
128GB:無難。写真・動画が月に少しある人向け
256GB:動画や長期使用を見込むなら(13を選ぶ人に多い)
これに当てはまったら“SE2は卒業候補”
夜のブレ/ノイズが気になる場面が増えた
帰宅時の“20%不安”が常態化
5Gプラン利用中 or 近く移行
SE2の良品価格がSE3に接近している
ひろと「まとめると——“最安でつなぐ”ならSE2、“ホームボタンのまま安心を足す”ならSE3、“快適・カメラ・長期”なら13だね」
陽菜「うん、自分の使い方に当てはめれば迷わない!」
SE2を“もう1年”使う延命Tips
陽菜「お母さん、まずは延命メニューやってみよ」
ひろと「バッテリー交換がいちばん効く。次は常駐の整理だね」
結衣「写真の最適化と不要通知の削減でだいぶラクになるよ」
母「これでもう1年、気持ちに余裕が持てそう!」

バッテリー、通知、位置情報、iCloud写真のアイコンのチェックリスト
1) 電池まわり(体感がいちばん変わる)
Battery Health を確認:設定 ▶ バッテリー ▶ バッテリーの状態(最大容量)
80〜85%台なら交換検討。(Apple/正規修理 or 信頼店)
低電力モードの“自動化”:ショートカット ▶ オートメーション ▶ 充電残量が30%以下でON/80%でOFF
充電のコツ:極端な0%・100%張り付きは避け、20〜80%運用を意識
📝 iPhone のバッテリーとパフォーマンス(Apple Support):iPhone の充電とメンテ(Apple Support)(出典:Apple公式)
2) 常駐・通信の見直し(減らすほど長持ち)
バックグラウンド更新:設定 ▶ 一般 ▶ Appのバックグラウンド更新 → オフ(必要アプリだけオン)
位置情報:設定 ▶ プライバシーとセキュリティ ▶ 位置情報サービス → “使用中のみ”に統一(不要はオフ)
通知:設定 ▶ 通知 → 要るアプリだけに。バナー・サウンドを削減
3) 画面&ホーム画面(小さな積み重ね)
明るさ自動調整オン/不要ウィジェット削減
動作を軽く:設定 ▶ アクセシビリティ ▶ 動作を減らす(視差効果を減らす)
4) 写真・ストレージ(軽くする=速く・省エネ)
iCloud写真の最適化:設定 ▶ 写真 ▶ “iPhoneのストレージを最適化”
連写→ベストだけ保存(Live Photosの整理も効果大)
使ってないアプリを自動オフロード:設定 ▶ Appの自動取り外し オン
5) 通信の小ワザ
5Gオプションを見直し(SE2は4Gのみ)→ データ節約モードを使う
不要な共有・自動アップロードを抑える(クラウド系アプリの自動同期を“Wi-Fiのみ”に)
6) カメラの“歩留まり”を上げるコツ(SE2でもできる)
連写→後で選別(ピント外しの救済)
室内は“被写体に一歩近づく”+肘固定でブレ減
逆光は露出補正(タップ長押し→太陽マークで少し暗く)
ひろと「“電池の見直し → 常駐削減 → 写真とストレージ”の順でやれば、半日分の余裕が戻るよ」
母「まずは通知の断捨離からやってみるね」
FAQ

“ケース共通”, “単眼でも歩留まりUP”, “5Gは将来安心”, “MagSafeは非対応。結衣がカードをきちんと並べている様子。
母「ケースやフィルム、SE2とSE3で共通なの?」
ひろと「ほぼ共通。SE(第2/第3世代)共用と書いたものを選べばOK。分厚い耐衝撃タイプは機種名をもう一度チェックしてね。」
結衣「カメラは単眼同士だけど、画質は変わる?」
ひろと「変わる。SE3はA15の画像処理で室内・逆光・動体の失敗(ブレ/ノイズ/白飛び)が減りやすい。つまり“歩留まり”が上がるよ。」
さとし「5G対応って、体感あるの?」
ひろと「エリアとプラン次第。いま差が小さくても、駅・商業施設など混雑時は余裕が出やすいし、2〜3年の安心も取りやすい。」
陽菜「MagSafeは使える?」
ひろと「どちらも非対応。Qiワイヤレス充電はOK(一般的に最大7.5W)。マグネット固定や15Wの“MagSafe充電”は使えないよ。」
締めの一幕

優子と結衣がくつろぎ、手前のテーブル越しに颯真がにっこり。夕方のリビングで穏やかな締めの一幕。
ひろと「SE2を外した理由、整理できた?」
さとし「うん。A13→A15、4G→5G、電池13h→15h。同じくらいの出費ならSE3のほうが満足も寿命も取りやすい。ホームボタン続行ならSE3、もっと余裕なら13——そういうことだね」
母「私もSE3で“夜のブレ”から卒業したいかも」
結衣「ようこそ、A15の世界へ!」
— ナレーション(やってみよう) —
ここまで読んだあなたは、もう迷子じゃありません。最後に小さな一歩だけ、試してみませんか?
いまのSE2の健康診断:設定 → バッテリー → 最大容量をチェック。
買い時のしきい値を当てはめる:
(SE3良品 最安 − SE2良品 最高) ≤ ¥5,000 → SE3に前進。使い方で分岐:
“最安でつなぐ”なら、延命Tipsを1つだけ実行(通知の断捨離/バックグラウンド更新オフ など)。
“ホームボタンのまま安心を足す”なら、相場レンジボックスに更新日を入れて、保証つきSE3を1件ブックマーク。
“快適も写真も”なら、iPhone 13 記事へ進んで次の景色を覗いてみる。
決め手はいつも、あなたの毎日です。
手触りはそのままに、中身の余裕を少しだけ足す——そんなアップデートなら、きっと明日の帰り道が軽くなる。
さあ、あなたのペースで一つだけ。今日の行動を選んで、静かに前へ。

またねー。