iPhoneを使っていると、仕事中や就寝時に不要な通知が鳴ってしまい、集中できないことがありますよね?逆に、大事な通知だけを受け取りたい場面もあるはず。そんな時に便利なのが 「おやすみモード」や「集中モード」 です。
本記事では、iPhoneで通知を時間指定する方法や、より細かく制御する裏技をご紹介します!
目次
iPhoneで通知を時間指定する方法(iOS 18対応)
おやすみモードを活用する
「おやすみモード」は、特定の時間帯に通知を一時的にオフにできる機能です。
設定手順:
- 「設定」アプリ を開く。
- 「集中モード」→「おやすみモード」 をタップ。
- 「スケジュール」 をオンにし、開始時間と終了時間を設定。
- 「通知を許可する人とアプリ」を選択し、重要な通知のみ受け取るように設定。
✅ ポイント:スケジュール設定をすれば、自動的に指定時間になったらおやすみモードがONになります。

おやすみモード、スケジュールを選択。

時刻、曜日設定。

通知を許可するアプリを選択する。

設定したアプリだけ表示。
集中モードを活用する
「集中モード」には、「おやすみモード」「パーソナル」「睡眠」の3つの主要モードがあります。
設定手順:
- 「設定」アプリ を開く。
- 「集中モード」 をタップし、「おやすみモード」「パーソナル」「睡眠」などのモードを選択。
- 「スケジュールと自動化」 から、時間や特定の場所で自動ONになるように設定。
- 「パーソナル」モードでは 「スマートアクティベーション」 をオンにすると、iPhoneが使用パターンを学習し、自動的に適切なタイミングで集中モードを有効化します。
- または、「時刻」「場所」「アプリ」 を手動で指定して、特定の条件で自動的にモードを切り替えることも可能です。
- 通知を許可するアプリや人 を選択して、重要な通知だけ受け取る。

「スマートアクティベーション」 をオン
🎯 おすすめ活用法:
- 仕事中は「パーソナルモード」 をONにして、ビジネスアプリの通知のみ受信。
- 夜は「睡眠モード」 をONにして、緊急の連絡のみ受信。
特定の時間だけ通知を制限したい場合は「おやすみモード」 を活用。
カスタマイズで仕事用集中を作成
「仕事」用の集中モードを作成する
- 「設定」アプリ を開く。
- 「集中モード」 を選択。
- 画面右上の「+」をタップし、「仕事」を選択。
- 「集中モードをカスタマイズ」 をタップする。
- 「通知を知らせない」で、仕事中に通知を受け取りたいアプリを選択(不要な通知はオフに)。
- 「時刻」などスケジュールを追加する。
- 連絡先など他にも通知が不要な場合は「連絡先」も設定する。
- 「完了」をタップして、集中モードを作成。

集中モード画面+で仕事を選択する。

ここから仕事の集中モードを作成していく。
ショートカットアプリで仕事用集中モードを自動化
- 「ショートカット」アプリ を開く。
- 「新規オートメーション」 をタップ。すでにある場合は「+」をタップする、
- 「個人用オートメーションを作成」 を選択。
- 「時刻」 を選択し、以下の設定を行う。
- 時刻:9:00(仕事開始時間)
- 繰り返し:「毎日」または「平日」 を選択。「次へ」をタップ。
- 「新規の空のオートメーション」をタップする。
- 「アクションを追加」画面がでる。「集中モードを設定」を検索して選択。
- 行なう画面で、「仕事」を「オフ時」まで「オン」に「変更」に設定。
- 「完了」をタップ。ショートカットアプリで、仕事開始の集中モード設定が終了。

ショートカットアプリから新規オートメーションをタップする。

時刻を設定する。

空のオートメーションをタップする。アクションを追加する画面になる。

検索ボックスに「集中」と入れて、表示された集中モード設定をタップする。集中モード設定を「追加」する。

集中モード設定の「仕事」を選び、「オフ時」まで「オン」にするに「変更」する。「完了」をタップ。

オートメーションの仕事開始の集中モード設定が終了。この後、仕事終了時の集中モードの「オフ」も設定する。
仕事終了時に集中モードをオフにする
- 先ほど作成したオートメーションを複製。
- トリガーの時刻を18:00(仕事終了時刻)に変更。
- 「集中モードをオフにする」アクションを設定。
- 「完了」をタップして保存。
✅ ポイント:「仕事」モードの詳細設定は、「設定」アプリの「集中モード」から調整できます。
よくあるトラブルと解決策
Q1: 集中モードを設定しているのに通知が来る?
✅ 解決策: 「通知を許可する人とアプリ」に特定のアプリや連絡先が入っていないかチェックしましょう。
Q2: おやすみモードにしているのにアラームが鳴らない?
✅ 解決策: 「おやすみモード」ではアラーム音が消えてしまうことがあります。「時計」アプリでアラーム音量がオンになっているか確認しましょう。
Q3: 「集中モード」と「おやすみモード」、どっちを使えばいい?
✅ 解決策:
- 単純に通知を止めたい → おやすみモード
- アプリごとに通知を制御したい → パーソナルモード
- 特定の時間だけ制限したい → 睡眠モードのスケジュール機能を活用
まとめ(メリットとデメリット)
✅ メリット
- 通知の管理が簡単になり、集中力が向上
- 仕事や睡眠の邪魔を減らせる
- 特定のアプリだけ通知を受け取るカスタマイズが可能
⚠ デメリット
- 設定を間違えると重要な通知を逃す可能性がある
- 集中モードの設定には少し慣れが必要
さいごに
iPhoneの「おやすみモード」や「集中モード」を活用すれば、通知を自由にコントロールできるようになります。設定次第で、日々の生活や仕事の生産性が向上するはずです。
ぜひこの記事を参考にして、 あなたに最適な通知設定 を試してみてください!

この記事は、iPhone 15 Pro: iOS 18.3.1で確認しました。