ひろとと陽菜、iPad Proをめぐる昼休みの続き
社内カフェの昼休み。
テーブルの上には、ひろとのiPad第10世代と第9世代、そして陽菜の第11世代が並んでいる。
ひろと:「前回、歴代のiPad Proをざっと比較したけど…やっぱり“今どれを買うべきか”が一番悩むよね。」
陽菜:「ほんと!第3世代も第5世代も良さそうだし、第6世代は高いけど新しいし…。M1以降が人気って言われると余計に迷う…。」
最近、iPad Proを中古で探している人は増えています。
「11インチと13インチ、どっちが生活に合う?」「Airでもいいのでは?」と、悩みは尽きません。
この記事では、
今中古で買うならベストなiPad Proはどれか?
第3〜第6世代の違いと選び方のコツ
11インチ vs 13インチの実用感
中古で安心して買う方法
まで、ひろとと陽菜の会話を交えながら “わかりやすく” 解説していきます。
最後まで読めば、「結局これを選べばOK!」という答えが見つかるはずです。
目次
まず結論:中古で今買うならこの3択

3台のiPad Pro(11/12.9/10.5)が並び、ひろと・陽菜が指差している
「iPad Pro どれがいい?」の答えを、いきなり結論から示します。
現時点(2025年)で中古を選ぶなら、この3つが有力候補です。
A:M1以降(第5〜第6世代)
Apple M1チップ(第5世代)、M2チップ(第6世代)搭載で長期サポートが期待できる
外部ディスプレイ・ProMotion・Apple Pencil第2世代対応
動画編集やProレベルの作業を視野に入れているなら、まずこのライン
ひろと:「外部モニタで仕事もするなら、M1以降は魅力的だなぁ。」
陽菜:「最新のM4も気になるけど…今は第5世代の中古が価格バランス良さそうだよね。」
B:12.9インチ第5世代(M1)
大画面・高解像度・ProMotionの3拍子が揃う
最新(M4)に手が届かない人にはベストなコスパ帯
11インチより大きくて重いが、動画視聴やイラスト作業では圧倒的に快適
C:10.5インチ(2017モデル)
安価でまだ動作が軽快
Apple Pencil第1世代対応で、イラスト入門用としても現役
長期のOSアップデートはそろそろ限界だが、テキストや動画中心なら十分
ひろと:「そういえば、第5世代と第6世代の違いって分かりにくいよね。価格差が気になる人は 第6世代と第5世代の違い解説 を読んでおくとスッキリするかも。」
陽菜:「私はサイズで迷うなぁ…。11インチと13インチの違いは サイズ比較の記事 も参考にしたよ。」
“失敗しない”判断フロー:5つの質問に答えるだけ

質問メモを手にする陽菜/フローチャートをホワイトボードで説明するひろと
「どれを選べばいいかわからない…」という人は、以下の5つの質問に答えるだけで方向性が見えてきます。
質問1:予算はどれくらい?
6万円未満 → 10.5インチや第3世代の中古
6〜10万円 → 第4〜第5世代の11インチモデル
10万円以上 → 第6世代やM4狙いも視野に
質問2:サイズは?
持ち運び重視なら11インチ
作業領域・動画編集重視なら12.9/13インチ
質問3:Apple Pencilを使う予定は?
第1世代でOKなら第3・第4世代も候補
第2世代が快適(磁気充電&側面タップ) → M1以降を推奨
質問4:ProMotion(120Hz)を体感したい?
滑らかなスクロールやApple Pencil遅延の少なさが欲しい → Pro系モデルを選ぶ価値大
質問5:動画編集・外部ディスプレイは?
本格作業が多い → M1以降必須
軽作業中心 → 第3・第4世代でも十分
ひろと:「僕はやっぱり13インチ派。仕事用の外部モニタに繋ぐなら大画面がいい!」
陽菜:「私はバッグにすっきり入る11インチが便利かな。動画見るだけなら十分広いよ。」
世代別「買ってOK/見送り」早見表

世代ごとに並んだiPad
「iPad Pro どれがいい?」を考えるとき、世代ごとの特徴・サポート見込み・中古価格を整理すると判断しやすくなります。
ここでは第3〜第6世代を中心に、10.5インチ・9.7インチなどの旧モデルも含めて比較します。
世代別比較表(2025年時点)
世代 | 発売年 | SoC | Pencil | 特徴 | 中古相場 | 買ってOK度 |
---|---|---|---|---|---|---|
第6世代(M2) | 2022 | M2 | 第2世代 | Stage Manager対応/Apple Intelligence一部対応 | 約11〜15万円 | ★★★★★(安心) |
第5世代(M1) | 2021 | M1 | 第2世代 | 外部ディスプレイ完全対応/コスパ◎ | 約8〜10万円 | ★★★★☆(推奨) |
第4世代(A12Z) | 2020 | A12Z | 第2世代 | ProMotion・Lidar搭載/動画編集〇 | 約6〜8万円 | ★★★☆☆(条件付き) |
第3世代(A12X) | 2018 | A12X | 第2世代 | ベゼルレス初代モデル/OS更新あと数年 | 約5〜6万円 | ★★☆☆☆(軽用途のみ) |
10.5インチ(A10X) | 2017 | A10X | 第1世代 | ProMotion初搭載/コスパ重視ならアリ | 約2〜3万円 | ★★☆☆☆(割り切り前提) |
9.7インチ(A9X) | 2016 | A9X | 第1世代 | 小型・軽量/最新アプリは重いことも | 約1〜2万円 | ★☆☆☆☆(非推奨) |
陽菜:「第5世代の11インチは、手頃な価格でまだまだパワフル。やっぱりこのあたりが現実的かな…。」
ひろと:「13インチ派の僕なら第5世代の12.9インチ一択かも。M1の安定感は魅力。」
ポイント解説
M1以降は寿命が長い
M1(第5世代)以降は、iPadOSの更新が2028年以降まで続く見込み。動画編集や外部ディスプレイ対応の自由度も大きい。A12Z・A12Xモデルは価格重視で狙う
中古で5〜6万円台。イラストや動画視聴、簡単な編集ならまだ現役。10.5/9.7インチは用途を絞る
電子書籍、テキスト作業、ブラウジング程度ならOK。長期使用には注意。
11インチと13インチ、どっちが“自分の生活”にフィットする?

並んだ2台のiPadを持ち、カバンへの収まりを試す陽菜と、外部ディスプレイに繋ぐひろと
iPad Proの大きな選択肢は「11インチか、12.9インチ(または13インチ)か」。
ここで ライフスタイルに合うサイズを決めるのが最重要ポイント です。
サイズと重さの比較(現行モデル)
サイズ | 重さ(Wi-Fi) | 特徴 |
---|---|---|
11インチ | 約466g | 片手でも持ちやすい/バッグに入れやすい |
13インチ | 約579g | 大画面でSplit View作業が快適/動画・イラスト◎ |
実際の使い心地:ひろとと陽菜の会話
ひろと:「13インチを触ってみると、動画編集のタイムラインが本当に見やすい!外部モニタに繋がなくても済みそう。」
陽菜:「私は11インチの軽さが好き。通勤バッグにもスッと入るし、寝転んで動画を見るときも腕が疲れにくいよ。そういえば、11インチと13インチの違い をまとめた記事も読んだんだけど、実際の使用感レビューがわかりやすかったよ。」
こんな人は11インチ向き
家の中や通勤・旅行で持ち歩く機会が多い
電子書籍・ノート用途が中心
軽量で長時間の読書や動画視聴をしたい
こんな人は13インチ向き
イラスト・動画編集・外部モニタ使用がメイン
ノートPC代わりにしたい
キーボードを常用して広い作業領域が欲しい
ひろと:「それにAirの13インチも気になるな。Proより軽いし価格も抑えられるんだよね。」
陽菜:「Air第6世代の13インチ は、軽さと性能のバランスが良いって評判だよ。」
「iPad Pro 中古 どこで買う?」失敗しない選び方

検品チェックリストを手に、端末の画面をのぞき込む2人
中古のiPad Proは価格が魅力ですが、品質や保証をしっかりチェックしないと後悔することも。
ここでは失敗を避けるためのポイントをまとめます。
1. 購入先の候補
Apple公式「整備済製品」
→ 保証1年・新品同様の検品済み。価格はやや高め。大手家電量販店(ビックカメラ・ヨドバシなど)
→ 保証・返品対応が明確で安心。中古専門ショップ(イオシス・じゃんぱらなど)
→ 状態ランクが細かく、中古の選択肢が豊富。フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)
→ 最安値が狙えるが、動作保証がなくトラブルも多い。
2. 到着後に必ずチェックすること
画面のムラ・傷・焼け
バッテリー最大容量(設定アプリ→バッテリー)
Face ID/Touch IDが正常動作するか
True Tone・ProMotion(120Hz) の滑らかさ
陽菜:「メルカリは安いけど、返品できないことがあるから慎重にね。」
ひろと:「Appleの整備済製品なら1年保証がついていて、ほぼ新品同様なんだよね。僕は 公式の整備済みページ を一度チェックしてみようと思ってる。」
Airで十分な人/無印でもOKな人の見分け方

Airを手にニコニコの陽菜、Proを抱えながら考え込むひろと
「iPad Pro どれがいい?」と考えている人の中には、実はAirや無印iPadで十分なケースもあります。
ここでは、Proにこだわらなくてもいい条件を整理します。
Airで十分な人の特徴
動画編集やRAW写真編集をしない
→ Aシリーズチップでも快適な人が多いApple Pencil第2世代を使いたいが、ProMotion(120Hz)は不要
→ Air第5世代・第6世代でも十分満足軽さや価格を重視する
→ 13インチAirはProより軽量&価格も抑えられる
陽菜:「そういえば、Air第6世代の13インチはProより軽いのに、性能は十分だって聞いたよ。
Air第6世代(13インチ)の実力 を読んでみたら、Proじゃなくてもいいかもって思った。」
無印iPad(第10・11世代)でOKな人の特徴
ブラウジング・動画・SNS・読書が中心
Pencil第1世代で十分な使い方(メモ・簡単なスケッチ)
コストをできるだけ下げたい(5万円前後で十分)
ひろと:「無印でも最新の第11世代なら、日常使いは全く問題ないよね。でもProやAirとの違いはやっぱり気になる。」
陽菜:「そういう時は iPad Pro M4とAir・無印の違い を見ておくと整理できるよ。」
よくある質問(Q&A)

こんな質問あるよね
ここでは、「iPad Pro どれがいい?」を考える読者から多い質問に答えます。
Q1. iPad Pro 2018(第3世代)はまだ使える?
A. 軽作業ならまだ現役ですが、長期利用は注意。
OSアップデートはあと数年が目安。中古相場は5〜6万円でコスパは良いですが、Apple Pencil第2世代を使える代わりにバッテリー劣化のリスクが高めです。
Q2. 第5世代と第6世代、価格差に見合う?
A. 第6世代(M2)はM1よりわずかに性能向上し、Apple Intelligence対応が視野に入るため、最新機能を重視するならアリ。
コスパ重視なら第5世代で十分満足できます。
「第5世代と第6世代の違いは、性能と価格のバランスをどう取るかがポイント。詳しく知りたい人は こちらの記事 が詳しくてわかりやすいよ。」
Q3. 10.5インチモデルは今でもおすすめ?
A. 割り切れるならおすすめ。動画視聴・電子書籍・簡単なペン操作なら問題なし。
ただし、最新OSや高負荷アプリには不向き。
Q4. iPad Pro中古で避けたほうがいい状態は?
画面に焼き付きや表示ムラがある
バッテリー最大容量が70%を切っている
Touch ID/Face IDが故障している
Wi-Fiやカメラ不具合がある
Q5. iPadを2台持ちするならどう分けて使う?
A. 仕事用・娯楽用で分けるのがおすすめ。
iCloud同期をオフにして別アカウントを使う方法は iPadを2台持っている人必見|iCloud同期をオフにして「別々に使う方法」まとめ で解説。
まとめ:あなたはどのiPad Proを選ぶ?

AirとProをテーブルに並べ、笑顔で話し合うひろとと陽菜
ここまで、iPad Proの世代別特徴・サイズ感・中古の買い方をまとめてきました。
ひろとと陽菜の最後の会話
ひろと:「こうやって比べると、やっぱりM1以降のモデルが魅力的だね。僕は第5世代の13インチを狙いたい!」
陽菜:「私はサイズ選びが一番迷うかも。11インチは軽いし、12.9インチは大画面…。でもAirとの違いも気になるな。」
ひろと:「M1以降のProはやっぱり魅力的だな。だけど、Airと比べると価格や軽さも気になるんだよね。」
陽菜:「私もAir 13インチがProにどこまで迫ってるのか気になる。次はAirとProをとことん比べてみよう!」
読者への問いかけ
あなたはどの世代・どのサイズのiPad Proが気になりますか?
➡ 参考:iPad Pro M4は買うべき?Air・無印との違いと最新モデル比較【Apple Intelligence対応】