iPadの画面分割ができない?|iPadOS 26の2画面表示と戻し方・直し方まとめ【2025】

レシピと地図を同時に見たい陽菜

「うーん……やっぱり、レシピと地図を同時に出したいんだけどなあ。」

休日のお昼前。
キッチンの小さなテーブルに、陽菜のiPadが立てかけてあります。
左には料理アプリ、右にはスーパーまでの地図——そんなイメージで使いたいのに、画面にはどーんとレシピアプリだけ。

iPadの“画面分割”はどこ?と悩んでいる陽菜

Split Viewってどこなんだろう?

陽菜

「iPadって“画面分割”できるはずだよね?
検索すると“Split View”って書いてあるけど……私の画面、そんなボタン出てこないんだよね。」

ネット検索で出てくる解説は、

  • 「Dockからアプリをドラッグ」

  • 「Split Viewボタンをタップ」

などの言葉が並んでいるのに、陽菜のiPadOS 26には、その見た目がありません。

そこへ、マグカップを片手にひろとが登場します。

ひろと

「あ、それね。iPadOS 26になってから、“Split View”って言葉があまり出てこなくなったんだよ。
代わりに“複数のウインドウ”とか“ウインドウのレイアウト”って書き方に変わってて。」

iPadOS 26では、Apple公式でも“複数のウインドウを同時に使用する”という形で案内されています。
💡 Apple公式:複数のウインドウを使う (出典:Apple公式)

陽菜

「やっぱりそうなんだ……。
じゃあ今って、“画面分割”って言わないの?」

ひろと

「名前は変わってきてるけど、“2つのアプリを同時に表示する”ことはちゃんとできるよ。
せっかくだし、今のiPadOS 26に合わせて、一緒に設定から見直してみようか。」

この記事では、そんな陽菜たちの会話を交えながら、

  • iPadOS 26で2画面表示(いわゆる画面分割)をする方法

  • うっかり分割されてしまったときに1画面に戻す方法

  • そもそも画面分割がうまくいかないときのチェックポイント

を、順番に見ていきます。

途中で、

  • iPad miniの小さい画面で分割するコツ

  • スタンドやキーボードなど、アクセサリーとの相性

にも少し触れていくので、「最近のiPadOSで仕様がよくわからない…」という方の整理にもなるはずです。

目次

「iPadの画面分割」とは?iPadOS 26で変わったポイント

まずは、「画面分割」という言葉の整理からスタートします。

ひろとが手のひらで“2つの四角(アプリ)”を指差しながら説明している

画面分割=「2つのウインドウを同時に見る」こと

画面分割=「2つのウインドウを同時に見る」こと

ひろと

「“画面分割”っていうのは、ざっくり言えば
“2つのウインドウを同時に見る”っていう状況のことなんだよね。」

  • 画面の左右にアプリを並べる

  • 大きなアプリの上に、小さなウインドウを重ねる

……といったレイアウトの総称として、「画面分割」や「2画面表示」と呼ばれています。

昔のiPadOSでは、

  • Split View:画面を左右に分けて並べる

  • Slide Over:小さな縦長のウインドウを重ねる

という名前がメニューに出ていましたが、iPadOS 26では「複数のウインドウ」「ウインドウのレイアウト」という言い方に整理されています。

陽菜

「なるほど……。
“Split Viewがなくなった=2画面表示できない”って意味じゃないんだね。」

ひろと

「そうそう。“Split Viewっていうボタンを探す”より、
“ウインドウをどう並べるか”を意識したほうが、今のiPadには合ってるかな。」

iPadOS 26では「複数のウインドウ」と「レイアウト」を意識

iPadOS 26のユーザガイドを見ると、「複数のアプリを同時に使用する」という項目の下に、

  • 「複数のウインドウを同時に使用する」

  • 「ウインドウのレイアウトを変更する」

  • 「ステージマネージャを使ってウインドウを整理する」

といったメニューが並んでいます。

つまり、

  • 2つのウインドウを横に並べる

  • サイズを変えたり、位置を変えたりする

  • ステージマネージャで、ウインドウのグループを切り替える

……といった操作が、一つの「ウインドウ管理」の流れとしてまとまっているイメージです。

iPadOS 26では、ウインドウの配置やサイズ変更など、Macのような操作が強化されています。
💡 詳細はApple公式の“ウインドウのレイアウト変更”にまとめられています。(出典:Apple公式)

陽菜

「ネットの記事で、“DockからアプリをドラッグしてSplit Viewに…”っていうのを見てたけど、
iPadOS 26だと、メニューの言葉がちょっと違うから混乱してたのかも。」

ひろと

「そうなんだよね。
だからこの記事では、あえて“Split View”って単語はあまり使わずに、
“2つのアプリを並べる”って言い方で話していこう。」

iPadOS 26で2つのアプリを横に並べる手順(2画面表示)

ここからは、実際の手順です。
まずは、iPadOS 26での「横並び2画面」を作ってみましょう。

2画面のやり方・横並び表示(ステップ解説)をしている陽菜

横並び2画面を作ってみるね

陽菜

「今日のテーマ、“レシピ+地図”でやってみたい!」

ステップ0:事前に「複数のウインドウ」設定を確認

最初に一度だけ、設定をチェックしておくと安心です。

  1. 「設定」アプリを開く

  2. 左の一覧から「マルチタスクとジェスチャ」をタップ

  3. 「複数のウインドウ」や「ステージマネージャ」に関する項目がオンになっているか確認

💡 Apple公式ガイドでは、「複数のウインドウを同時に使用する」「ウインドウのレイアウトを変更する」の項目の下に、ウインドウ管理の設定がまとまっています。(出典:Apple公式)

ひろと

「ここがオフになっていると、そもそもウインドウを並べる操作が出てこない場合があるから、最初にチェックしておこう。」

ステップ1:1つ目のアプリを全画面で開く

今回は例として、

  • 左側:レシピアプリ

  • 右側:地図アプリ

という組み合わせで試します。

  1. レシピアプリ(SafariでレシピサイトでもOK)を、普通に全画面表示で開く

  2. 画面の一番上にあるタイトルバー(またはウインドウの上部)を確認

iPadOS 26では、対応アプリだとウインドウの上部をドラッグして移動したり、サイズを変えたりできます。

陽菜

「パソコンのウインドウみたいな感じだね。」

ステップ2:ウインドウ上部を端にドラッグしてスナップ

次に、この1つ目のアプリを画面の片側に寄せます。

  1. レシピアプリのウインドウ上部を長押し

  2. そのまま、画面の右端までスーッとドラッグ

  3. 指を離すと、レシピアプリが画面の右半分くらいにおさまる

これで、左側が空いた状態になります。

ひろと

「ここまでできたら、右側に“レシピ”、左側に“地図”を置くイメージだね。」

※端に引き寄せてウインドウを並べる操作は、Apple公式ガイドの「ウインドウのレイアウトを変更する」でも説明されている動きです。

ステップ3:2つ目のアプリを反対側に開く

続いて、地図アプリを左側に表示します。

  1. 画面下から軽くスワイプしてDockを表示するか、ホーム画面に戻る

  2. 「マップ」アプリ(またはGoogleマップなど)を起動

  3. マップのウインドウ上部を、今度は画面の左端にドラッグしてスナップ

すると、

  • 左側:地図アプリ

  • 右側:レシピアプリ

という、横並び2画面が完成します。

陽菜

「おお〜! ちゃんと2つ並んだ!
こうなると、“Split Viewを探す”っていうより、
“ウインドウを端に寄せる”って覚えたほうが早いね。」

ステップ4:境目のバーで幅を調整する

2つのアプリの間には、うっすらとした区切りバーがあります。

  • このバーを左右にドラッグすると、それぞれの幅を調整できます。

  • 片方の内容を大きくしたいときは、バーを少し動かしてバランスを変えるだけでOK。

レシピの文字を大きめに読みたい陽菜は、レシピ側を少し広めにしていました。

陽菜

「これなら、分量も見やすいし、地図もちゃんと見えるね。」

小さなウインドウ(Slide Over風)でアプリを重ねる

「がっつり2画面に分けるほどじゃないけれど、
ちょっとだけ別アプリを重ねてチェックしたい」——そんなときに便利なのが、小さめウインドウです。

陽菜が「これ前に出てきちゃうやつか…」とやや困り顔 ひろとが横でうなずきながら補足説明

これ前に出てきちゃうやつか…

iPadOS 26では、Apple公式ガイドに「ウインドウのレイアウトを変更する」「複数のウインドウを同時に使用する」としてまとめられていますが、イメージとしては、従来のSlide Overに近い動きも引き継がれています。

💡 ウインドウを重ねて使ったり、素早く切り替えたりする操作は、
Apple公式ではステージマネージャの説明にまとまっています。(出典:Apple公式)

例:レシピ+地図+タイマーを重ねて使う

ひろと

「さっきの“レシピ+地図”の横並びに、タイマーアプリも重ねてみようか。」

  1. すでに横並び2画面ができている状態からスタート

  2. 画面下からDockを出し、「時計」アプリを長押し

  3. そのまま画面の中央あたりまでドラッグして指を離す

すると、レシピと地図の上に、細長い小さなウインドウとして時計アプリが現れます。

  • この小さいウインドウは、端に寄せたり、表示位置を少し動かしたりできます。

陽菜

「わ、タイマーも一緒に出せるの便利!
ハンバーグ焼いてるときって、つい時間を忘れちゃうから……。」

小さいウインドウを隠したり戻したりする

小さなウインドウ(Slide Over風)は、

  • 画面の端にドラッグすると一時的に隠す

  • 端からスワイプしてまた呼び戻す

といった操作ができます。

ひろと

「必要なときだけ、スッと呼び出せる“付箋”みたいな感覚で使えるよ。」

古いiPadOSや未アップデート機での画面分割(旧Split View)

ひろとが境界バーを指差すジェスチャー
陽菜が「これ動かせばいいんだ!」と気づく表情

ひろと「これが境界バー」 陽菜「これ動かせばいいんだ!」

ここまで読んで、

「うちのiPad、画面の上に“ウインドウっぽいバー”なんて出てこないんだけど……」

と思った方もいるかもしれません。

iPadOS 26にアップデートできない機種や、
iPadOS 17〜18のまま使っている機種では、従来のSplit View/Slide Overの操作のほうが近い場合があります。

まずはiPadOSのバージョンを確認

  1. 「設定」アプリを開く

  2. 左の一覧から「一般」→「情報」をタップ

  3. 「システムバージョン」または「iPadOS ○○」の数字を確認

  • 26になっていれば、この記事前半の「ウインドウを端に寄せる」操作が基本。

  • 18や17の場合は、DockからアプリをドラッグするSplit View式に近い操作になります。

旧Split Viewのざっくり手順(iPadOS 17〜18など)

  1. 1つ目のアプリを全画面で開く

  2. 画面下から軽くスワイプしてDockを表示

  3. 2つ目のアプリのアイコンを、長押しして画面の左右どちらかにドラッグ

  4. 指を離すと、2つのアプリが横に並ぶ

区切りバーを左右に動かせば、幅を調整できる点は今と似ています。

H3:旧Slide Overの動き

  • Dockからアプリを画面中央付近にドロップすると、
    細長い縦長ウインドウが前面に出てくる(Slide Over)。

  • 上にスワイプするとAppスイッチャーに入り、そこで消したり入れ替えたりできる。

この記事では、詳しいスクリーンショットまでは割愛しますが、
「自分の画面がどのタイプに近いか」を確認してから、操作パターンを選ぶと混乱が減ります。

「勝手に画面が分割された!」ときの戻し方

iPadを両手で持って、画面をじっと見つめて「ん?レイアウト変わった?」という困り顔

「ん?レイアウト変わった?」

ここからは、よくあるトラブルです。

  • 「気づいたら画面が分かれていて、片方のアプリが邪魔」

  • 「小さいウインドウが重なって消えない」

といったモヤモヤを、一つずつ解消していきます。

iPadOS 26で横並び2画面を1画面に戻す

  1. 2つのアプリの間にある区切りバーを探す

  2. そのバーを、残したい側とは反対の端までドラッグ

    • 例:右側のアプリだけ残したいとき → 区切りバーを左端まで動かす

  3. 端まで動かすと、片方が全画面表示になり、もう片方はウインドウ一覧にまわります

💡 境界バーを端まで動かすと全画面に戻ります。
この動きもApple公式の“ウインドウのレイアウト変更”で説明されています。

もしウインドウの上部にボタンがあるタイプなら、

  • ウインドウ上部のボタン(拡大ボタン)をタップ → 全画面に戻る

というパターンもあります。

陽菜

「“どっち側を残したいか”だけ意識すればいいんだね。
パニックになったら、とりあえず区切りバーを端まで動かす……っと。」

小さいウインドウ(Slide Over風)を消したいとき

  1. 小さいウインドウの上部をつかむ

  2. 上方向にスワイプして、Appスイッチャーを表示

  3. そこでウインドウを上にフリックすると、アプリを終了できる

あるいは、

  • 小さいウインドウを画面端の外までドラッグ → 一時的に隠す

という方法もあります。

操作を録画して“何が起きているか確認したい”ときは、こちらの記事も参考になります。
👉 iPadで画面録画する方法|音が入らない・ボタンが出ない原因と直し方

画面分割がうまくいかないときのチェックリスト

陽菜が iPad を前に置いて
「なんで今日はうまくいかないの…?」と少し困った顔
※困り顔は“ほんのり”で、可愛く・優しく  ひろとが横で
「大丈夫、よくあるやつだよ。原因は絞れるからね。」
と穏やかに説明する

陽菜「なんで今日はうまくいかないの…?」 ひろと「大丈夫、よくあるやつだよ。原因は絞れるからね。」

陽菜

「2画面にしようとしても、うまく端にくっついてくれないときってある?」

ひろと

「あるある。そういうときは、だいたい原因が決まってることが多いよ。」

① アプリ側が2画面表示に対応していない陽菜がうーんと悩んでいる

  • 一部のゲームアプリや、動画アプリ

  • 古いバージョンのアプリ

などは、そもそも「ウインドウを分ける」動きに対応していない場合があります。

  • 別のアプリ同士で試してみる

  • App Storeから最新版にアップデートしてみる

といった切り分けをすると、「アプリ側の仕様なのか」が見えやすくなります。

② マルチタスク関連の設定がオフになっている陽菜がうーんと悩んでいる

  • 「設定」→「マルチタスクとジェスチャ」の項目で、
    複数のウインドウやステージマネージャが無効になっていると、2画面表示の操作が出てこないことがあります。

一度オフ→オンに切り替えてみるのも、手軽なリセット方法です。

③ 画面の向き・回転ロックの影響

  • 縦向き固定にしていると、
    アプリによっては「横並び」ではなく、「上下分割」やレイアウト変更になる場合があります。

  • コントロールセンターから回転ロックのオン/オフを切り替え、
    一度横向きの状態で試してみると、動きが安定しやすくなります。

画面の向きでレイアウトが変わる場合があります。
回転ロックの詳しい確認方法は、こちらの記事でもまとめています。
👉 iPadの明るさが勝手に変わる?原因と直し方(次回予定)

④ 外部ディスプレイ接続中は挙動が変わることも陽菜がうーんと悩んでいる

  • モニターやテレビにつないでいるときは、
    ステージマネージャや2画面表示のレイアウトが変化することがあります。

「なんだかややこしいな」と感じたときは、
いったんケーブルや外部ディスプレイを外して、iPad単体の画面で試してみると、原因の切り分けになります。

 画面分割と相性のいいアクセサリー選び

ここからは、今までの「アクセサリーシリーズ」とも相性がよさそうです。

テーブル上に iPad(2画面の抽象UI:左右2ウインドウ)  陽菜が
「スタンド…高さほしいなぁ」 と軽く首をかしげている  **ひろと(デニム+白T)**が
スタンドを指で示しながら
「角度でかなり使いやすさ変わるよ」 という穏やかな表情

「角度でかなり使いやすさ変わるよ」

陽菜

「2画面でレシピと地図を見始めたら、今度はスタンドの高さとかも気になってきたなあ。」

ひろと

「画面を2つにすると、目線も分かれるからね。
スタンドやキーボード次第で、だいぶ使いやすさが変わるよ。」

スタンドは「目線」と「光の反射」がポイント

陽菜が iPad を“ちょっと見上げる”ようにして
手で眉上に影を作って「光が反射して見えにくい…」という表情

「光が反射して見えにくい…」

  • 2画面にすると、視線が左右に動くので、
    画面全体が目の高さに近い位置にくるスタンドが楽です。

  • 角度が固定されすぎているケースだと、
    片側の画面だけ照明が反射して見えにくい、といったことも起こりがち。

iPadの使い方でアクセサリーも変わる」記事で紹介しているような、
高さや角度を微調整しやすいスタンドは、2画面表示とも相性が良いタイプです。

キーボード付きケースで「見ながら打つ」が楽に

ひろとが
「見ながらタイプすると楽だよ」
と淡い笑顔でキーボードを指差し

「見ながらタイプすると楽だよ」

  • 左:資料(メール/レポートの指示/チャット)

  • 右:メモアプリやWord、Pagesなど

といった組み合わせでは、キーボード付きケースがあると、
「見ながら入力する」シーンがぐっとやりやすくなります。

Apple Pencilで「片側メモ」の使い道も広がる

陽菜が片側にPDF風ピクト  もう片側にノート風ピクト  Apple Pencilで「ちょんっ」と触れながら
「見ながらメモってこういうことか…!」という微笑み

「見ながらメモってこういうことか…!」

画面分割は、Apple Pencilとの相性も良い組み合わせです。

  • 片側:PDFや資料

  • 片側:Apple Pencil対応のノートアプリ

にしておけば、紙のノートに近い感覚で「見ながらメモ」ができます。

ノートアプリとの組み合わせは、こちらのPencil記事でも紹介しています。
👉 Apple Pencil × ChatGPTでノートを要点カード化|Numbers・Anki対応

 Q&A:画面分割を使うか迷うときのヒント

最後に、よくありそうな迷いどころをQ&A形式で整理します。

Q1:画面の向きを変えたらレイアウトが変わってしまう…どうすればいい?

Padを両手で持って、画面をじっと見つめて「ん?レイアウト変わった?」という困り顔

「ん?レイアウト変わった?」

陽菜
「縦向きで見てたのに、横にしたら急にレイアウトが変わって“あれっ?”ってなるときあるんだよね。」

A:
iPadOS26 では 画面の縦横によってレイアウトが切り替わるアプリ が多く、
分割の表示方法が変わることもあります。

対処のコツは次のとおりです👇

  • 分割する前に横向きにしてから操作する(レイアウトが安定しやすい)

  • 回転ロックを解除して試す
    → コントロールセンターでオン/オフを切り替え

  • アプリによっては縦表示の方が安定する(特にSNS/メモ系)

ひろと
「向きを決めてから分割すれば、勝手に変わるのを防ぎやすくなるよ。」

👉 画面の回転・向きが変わらないときの対処まとめ(シリーズ記事)(次回予定)

Q2:2画面にしたら文字が小さくて読みにくい…

文字が小さくて読めない問題
 → 陽菜が iPad をぐっと近づけて “んん…” とする場面

“んん…近づけても、小さい”

A:表示設定を合わせて変えてあげると、ぐっと読みやすくなります。

  • 文字サイズを上げる
    「設定」→「画面表示と明るさ」→テキストサイズ

  • 拡大表示をオンにする

  • ズーム機能を使う(アクセシビリティ)

  • “読むときだけ1画面に戻す” 切り替えも活用

💡 表示サイズの調整や読みやすさの変更は、
Apple公式の“アクセシビリティの表示設定”にも詳しく書かれています。

陽菜

「無理に2画面のまま頑張るんじゃなくて、
文字を読みたいときは一時的に1画面に戻す、っていう切り替えも大事かも。」

画面サイズの違いによる使い方のコツは、こちらのmini比較記事でも触れています。
👉 iPad mini 第6・第7世代の違いを徹底比較

Q3:仕事・家事・学習でのおすすめ2画面パターンは?

アプリが分割に対応していない問題
 → ひろとがアイコン風ピクトを3つ並べて説明している場面

アプリを決めておくといいよ

A:シーンごとに、“メイン+補助”の組み合わせを決めておくと楽です。

  • 仕事

    • メイン:メール/チャット

    • 補助:カレンダー/ToDo/議事録

  • 家事

    • メイン:レシピ

    • 補助:地図/買い物リスト

  • 学習

    • メイン:オンライン講座/PDF教材

    • 補助:ノートアプリ/辞書アプリ

ひろと

「“左右どちらに何を置くか”を、なんとなく決めておくと、
毎回迷わずに並べられるようになるよ。」

まとめ|「同時に見たい瞬間だけ」画面分割を味方に

陽菜が iPad を手に持って軽く頷く  表情は “よし、これならできそう…” という前向きな安心感

“よし、これならできそう…” という前向きな陽菜

この記事では、

  • iPadOS 26での2画面表示(画面分割)の考え方

  • iPadOS 17〜18相当の旧Split Viewとの違い

  • うっかり分割されたときの戻し方

  • 画面分割とアクセサリーの関係や、Q&A

を一通り整理しました。

陽菜は、今日覚えた操作で、

  • レシピ+地図+タイマー

  • 会議の資料+メモアプリ

など、少しずつ「2つのアプリを同時に見る」使い方のイメージが広がってきたようです。

陽菜

「最初は、“Split Viewってボタンどこ〜?”って探してたけど、
今のiPadは、“ウインドウをどう並べるか”って考え方なんだね。」

ひろと

「うん。
だから無理に難しく考えなくて大丈夫。
“今だけ2つ並べたいな”って思ったときに、端に寄せてみるくらいの気持ちで十分だよ。」

画面分割は、いつも必ず使わなきゃいけない機能ではありません。

  • 「同時に見たい場面があるときだけ」

  • ちょっと2画面を試してみる

  • 合わなければすぐ1画面に戻す

——それくらいの気軽さで触ってみると、自分なりの心地よい使い方が見つかりやすくなります。

あなたのiPadでも、まずはよく使うアプリ2つだけで試してみてください。
今日の陽菜のように、「あ、これ便利かも」と感じる瞬間がきっと出てくるはずです。

陽菜が読者に感謝の手を振っている

またねー