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はじめに|ひろとと陽菜、ついに2022年モデルを見に行く
日曜日の午後、キャンプ帰りのひろとと陽菜は、大型家電量販店に立ち寄りました。目的はずっと気になっていた「iPad Pro(2022年モデル)」を実際に触ってみること。
この2022年モデルは、11インチモデル(第4世代)と12.9インチモデル(第6世代)が同時に登場しています。
これまでに第10・第9世代のiPadを2台持ちしていたひろと。陽菜は第11世代を使っているものの、第8世代を母に譲ったことで、最近またiPadの世界が気になり始めています。
そんな2人が実際に第6世代(12.9インチ)を前にして、「第5世代とどう違うの?」「今でも買いなの?」と話しながら試してみることに。
この記事では、ひろとと陽菜の体験をもとに、2022年モデルのiPad Pro(12.9インチ・第6世代)を中心に、第5世代との違いをわかりやすく紹介していきます。
iPad Pro 第6世代(12.9インチ)の基本情報と注目ポイント
まずはスペックをおさらいしてみましょう。iPad Pro 第6世代(12.9インチ)は、AppleがM2チップを初めて搭載したiPad Proシリーズです。
発売日:2022年10月
チップ:Apple M2
サイズ:12.9インチ(Liquid Retina XDR)
Apple Pencil(第2世代)対応(ホバー機能あり)
ProMotion対応(最大120Hzのなめらかスクロール)
Thunderbolt / USB 4ポート搭載
最大2TBのストレージオプション
特に注目なのは「Apple Pencil ホバー機能」。ペン先を画面から最大12mmまで浮かせた状態でも、カーソルが動いて位置を把握できます。これは、メモやイラストを描く人にはとても嬉しい進化です。
ひろとは「絵を描く人じゃなくても、マークアップで画像に注釈入れるのがすごくラクそうだね」と早速興味津々。
Apple公式サイトでも、スペックや対応アクセサリの詳細が見られます。🔗 Apple公式|iPad Proモデル比較(第7世代と第6世代と第5世代)
第6世代(12.9インチ)と第5世代、どこが違う?|主な違いをチェック

では、第5世代との違いを見ていきましょう。
比較項目 | 第5世代(2021) | 第6世代(2022) |
---|---|---|
チップ | M1 | M2 |
Apple Pencil | 第2世代対応 | 第2世代+ホバー対応 |
通信 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
メモリ帯域 | 68.25GB/s | 100GB/s |
動画機能 | 4Kビデオ撮影 | ProRes撮影対応 |
性能面では、M1からM2への進化により、動画編集や画像処理などの重い作業がさらに快適になりました。
陽菜は「私の第11世代でも十分サクサクだけど、ホバーとかProRes撮影ってちょっと気になるかも…」と、機能の差に興味が出てきた様子。
ちなみに、第3〜第5世代までのモデルの違いについては、こちらの記事でも詳しく比べています。👉 iPad Pro中古は買い?第3〜第5世代を比較
店頭で触ってみた!iPad Pro 第6世代(12.9インチ)のリアルな操作感
ひろとと陽菜は実際にApple Pencilを手に取り、ホバー機能を試してみました。画面に近づけるだけで、反応があるのに2人ともびっくり。
「これは、選択肢を間違えずにタップできるから、操作ミスが減りそうだね!」と陽菜が感心。
また、ProMotion対応でスクロールやアプリ切り替えもスムーズ。ひろとはSafariを開いて「うん、やっぱりリフレッシュレートが高いと、読み物がラクだね」と納得顔。
さらに、動画編集アプリやイラスト系アプリを開いて、Apple Pencilの反応やアニメーションの滑らかさをチェック。想像以上の快適さに、2人とも思わず顔を見合わせます。
キーボードも試してみたところ、Smart Keyboard FolioよりMagic Keyboardの打鍵感に惹かれている様子でした。
陽菜:「これ、ほんとにiPadなの?って感じのタイピング体験…」
ひろと:「ノートパソコン並みの感覚だよね。ケースも丈夫そう」
実際に触ることで、スペックだけではわからない操作感やフィーリングの違いを感じられたようです。
今持っているiPadとどう違う?2人の視点で比較してみた
【ひろとの視点】
第10世代は使いやすいけど、やっぱりProMotionは魅力
第9世代との比較では、動作の滑らかさが段違い
Apple Pencilをもっと活かすなら第6世代(12.9インチ)もアリかも
ひろとは第9世代・第10世代を2台使っていましたが、どちらも性能には満足していた様子(👉2台持ちの使い方も紹介しています)。
【陽菜の視点】
第11世代の無印iPadでも十分高性能だけど、Proモデルの処理速度は気になる
ホバー機能は初めて体感したけど、意外と実用的
キーボード入力のしやすさはProの勝ちかも?
iPad Pro 第6世代(12.9インチ)はどんな人におすすめ?
Apple Pencilを使ってノートやイラストを書く人
動画編集や画像加工を頻繁に行う人
複数アプリを快適に同時使用したい人
長く安定して使えるモデルを探している人
さらに、Magic Keyboardや外部ディスプレイとの接続など、デスクトップライクな環境で作業をしたい人にも適しています。
「iPadでPCに近いことがしたい」というニーズに応えてくれるのが、この第6世代(12.9インチ)です。
ひろと:「ガジェット好きな人や、iPadを毎日のメインマシンにしたい人にはぴったりだよね」
陽菜:「私は旅行先とかでも、これ1台で動画も写真もまとめたいな〜」
第5世代と迷っている人へのアドバイス|中古もアリ?
第5世代と比較して、ホバー機能や通信速度に魅力を感じるなら第6世代(12.9インチ)が◎。ただし、価格を抑えたい人は第5世代の中古や整備済製品を検討してもよいでしょう。
特に動画編集をそこまでしない人、Apple Pencilのホバーを使わない人には、M1チップでも十分すぎる性能です。
ひろと:「中古ってちょっと不安もあるけど、Apple認定整備済なら安心して買えるかも」
陽菜:「うん、バッテリーも交換されてるし、保証もあるし。お得に手に入れたい人にはいいかもね」
ひろと:「あと、iPadは基本的に長く使えるから、1世代前くらいなら全然現役って感じするよ」
陽菜:「第5世代も、M1で十分高性能だから、用途によってはコスパ最強かも…!」
2人のやりとりからも分かるように、「何を重視するか」で選択が変わってきます。機能性を求めるなら第6世代、コスパや価格重視なら第5世代の整備済も有力候補になりそうです。
Apple公式の整備済製品や中古市場で探すと、第5世代もまだまだ人気です。
👉 iPadを2台持ちして別々に使う方法 も参考になるかもしれません。
Q&A:iPad Pro 第6世代(12.9インチ)についてよくある疑問

※モデル番号は実際はもうちょっと下の方です
Q:第6世代は第5世代と見た目が違う? → 外観はほとんど同じ。背面のモデル番号で確認を。
モデル番号は「iPad」の文字のすぐ下あたりに小さく記載されています。肉眼で見づらい場合は、スマホで撮影して拡大すると見つけやすいですよ。
▶️ Apple公式:iPadのモデル番号を調べる方法
Q:Apple Pencil 第1世代は使える? → 使えません。第2世代のみ対応。
Q:Magic Keyboardは流用できる? → 基本的に同じサイズなら使用可。ただし13インチモデルは注意。
Q:バッテリーはどれくらい持つ? → 最大10時間程度。第5世代と同等。
Q:今は第6世代とM4、第7世代(2024)、どっちを選ぶべき? → 最新を求めるならM4、第6世代でも性能は十分です。
M4チップ搭載の最新モデルとの比較はこちらをチェック!👉 iPad Pro M4は買うべき?Airとの違いも比較
最後に|ひろとと陽菜、今回はまだ“決断せず”
たっぷりと試してみて、スペックも使用感も申し分なかったiPad Pro 第6世代(12.9インチ)。だけど、ひろとはふと立ち止まります。
「そういえば、今までのProって全部見たことなかったな。第1世代から並べて比べてみたら、もっとわかるかも」
陽菜はニコッと笑って、「今度は全部のモデルをチェックして、ベストな1台を見つけよう」と提案。
──というわけで、今回の決断はお預け。次回は、歴代iPad Proをじっくり見比べてみる予定です。
📌次回予告: 『iPad Pro歴代モデルを比較!第1世代~M4までの違いを解説』(仮題)に続きます!