🌱 はじめに
「iPadを子どもに使わせるのって、本当に大丈夫かな…」
そう感じる方は、とても多いと思います。
便利な分、心配もいろいろ出てきますよね。
勝手に課金してしまったり、夜遅くまで遊んだり、
知らない人からメッセージが届いたり。
でも安心してください。
iPadには、こうしたトラブルを防ぐための設定や仕組みがたくさんあります。
「設定ってむずかしそう」と思うかもしれませんが、
順番に進めていけば大丈夫です。
このページでは、
スマホに慣れていない方でも迷わずできるように、
一つ一つていねいに説明していきます。
一緒に確認しながら、
今日からできることを少しずつ試していきましょう。
目次
🌼 iPadを渡す前にやることチェック
iPadをお子さんに渡す前に、
まずは基本の準備をしっかり整えることがとても大事です。
この準備をしておくと、
あとから「しまった!」と思うようなトラブルをぐっと減らせます。
「何からやればいいんだろう?」と迷う方も多いと思いますので、
ここではステップを一つずつ、やさしく紹介していきますね。

iPadの準備をしようね
🔹 ステップ1:最新の状態にアップデートする
まず最初に、iPadのソフトウェアを最新にしましょう。
アップデートをしていないと、
・セキュリティの穴が残る
・一部の機能が正しく動かない
ことがあります。
【操作手順】
ホーム画面で「設定」を開きます
「一般」をタップ
「ソフトウェア・アップデート」を選びます
新しいバージョンが表示されたら「ダウンロードしてインストール」を押します
アップデート中は時間がかかることもあります。
この間はiPadを使えないので、時間に余裕があるときにやっておきましょう。
💡ひとことメモ
ソフトウェアが新しいほど、安心して制限機能を使えます。
🔹 ステップ2:パスコードを設定する
つぎに、iPadにパスコード(画面ロックの暗証番号)をつけます。
パスコードがないと、
誰でも勝手にアプリを開いたり、設定を変えられてしまいます。
【操作手順】
「設定」を開きます
「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」をタップ
「パスコードをオンにする」を選び、数字を入力
パスコードはお子さんに伝えない番号にするのがおすすめです。
「どんな番号にしようかな…」と迷ったら、
覚えやすい4桁の数字でも大丈夫。
後から変更できます。
💡アドバイス
お孫さんに触らせるときも、パスコードを設定しておくと安心です。
🔹 ステップ3:Apple IDを確認する
Apple IDは、アプリをダウンロードしたり設定を同期したりするとても大事なアカウントです。
家族で同じApple IDを使っていると、
・知らないうちに大人のデータが見られる
・課金が共有されてしまう
といったトラブルが起こりやすいです。
できればお子さん用のApple IDを新しく作ることをおすすめします。
【確認方法】
「設定」を開く
一番上の自分の名前をタップ
Apple IDが表示されます
もし別のIDを作る場合は、
「ファミリー共有」を使うと手続きがスムーズです。
🔹 ステップ4:必要のないアプリを整理する
お子さんが触らないほうがいいアプリは、
あらかじめ整理しておきましょう。
「でも、消してしまって大丈夫かな…」と思う方もいるかもしれません。
アプリを削除しても、後からまたダウンロードできますので安心してくださいね。
【操作手順】
ホーム画面で消したいアプリを長押し
「Appを削除」をタップ
「削除」を選ぶ
整理が終わると、画面もすっきりして使いやすくなります。
🔹 ステップ5:基本設定の見直し
ここまで終わったら、
・Wi-Fiにつながっているか
・ストレージ(容量)が足りているか
もチェックしておきましょう。
とくにストレージがいっぱいだと、
新しいアプリを入れられません。
【確認方法】
「設定」→「一般」→「iPadストレージ」で空き容量を確認できます。
こうして5つのステップを準備しておくだけで、
とても安心して次の設定に進めます。
少し時間はかかりますが、
お子さんが使う前にぜひ一度やってみてくださいね。
⏰ スクリーンタイムで時間とアプリを制限しよう
iPadを子どもに渡すとき、
「使いすぎが心配」「何をしているのか分からない」という声をよく聞きます。
そんなときにとても便利なのが、
スクリーンタイムという機能です。
スクリーンタイムを使うと、
・アプリを使う時間
・見られるコンテンツ
・購入やダウンロードの制限
を細かく設定できます。
一つ一つやってみると意外と簡単ですので、
一緒に進めてみましょう。

これにしようね
🟢 ステップ1:スクリーンタイムをオンにする
まずはスクリーンタイムをオンにしましょう。
【操作の流れ(概要)】
ホーム画面で「設定」を開く
「スクリーンタイム」をタップ
「スクリーンタイムをオンにする」を選ぶ
iOSバージョンによってはファミリー共有の設定画面に進みます
お子さん専用のiPadに制限をかける場合は、ファミリー共有を使う方法が推奨されています。
詳しい手順は以下の記事で画像つきで解説していますので、あわせてご確認ください。
▶ LINE × 子ども利用の不安を解消|ペアレンタル設定&時間制限の完全ガイド
▶ 子どもと安心してLINEを使うコツ|スマホ時間制限とペアレンタル設定ぜんぶ解説
🟢 ステップ2:利用時間の上限を決める
つぎに、アプリの使用時間の上限を決めてみます。
これを設定すると、
時間を超えたときにアプリが自動でロックされます。
「ゲームは1日30分まで」など、
お子さんに合わせて決めてくださいね。
【操作手順】
「スクリーンタイム」の画面で「App使用時間の制限」をタップ
「制限を追加」を選びます
制限したいカテゴリーを選び、時間を設定
たとえば「エンターテインメント」「SNS」「ゲーム」などがあります。
✅ワンポイント
「学習アプリだけは制限しないでおきたい」場合は、
あとで「常に許可するアプリ」に設定できます。
🟢 ステップ3:休止時間を設定する
休止時間とは、夜や決めた時間帯にiPadを使えなくする機能です。
たとえば「夜9時から朝7時まで使えない」など、
家のルールに合わせて設定できます。
【操作手順】
「スクリーンタイム」で「休止時間」をタップ
「休止時間をオンにする」を選ぶ
開始時間と終了時間を入力
この間はアプリが灰色になり、タップしても使えません。
✅アドバイス
寝る前にiPadを見てしまう習慣を防ぐのにとても役立ちます。
🟢 ステップ4:コンテンツとプライバシーを制限
ここが一番大事な設定です。
有害なサイトや動画をブロックする
知らない人とやりとりを防ぐ
課金や購入を止める
これらをまとめて管理できます。
【操作手順】
「スクリーンタイム」で「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにする
各項目を設定
とくに見直してほしいポイントはこの3つです👇
💡 iTunesおよびApp Storeでの購入
→ アプリのインストールや課金を止められます。
💡 コンテンツ制限
→ 年齢制限を設定して不適切なコンテンツを非表示に。
💡 プライバシー設定
→ 位置情報や連絡先の共有をオフに。
「全部覚えられない…」と思ったら、
コンテンツ制限だけでもまずやってみると安心です。
🟢 ステップ5:スクリーンタイム・パスコードを設定
最後に、保護者だけが変更できるスクリーンタイム・パスコードを設定しましょう。
【操作手順】
「スクリーンタイム」で「スクリーンタイム・パスコードを使用」をタップ
4桁の数字を設定
忘れないようにメモしておく
このパスコードを知らないと、
お子さんは制限を変更できません。
✅注意点
パスコードを忘れると、
自分でも解除できなくなります。
もし忘れてしまったら、
Appleサポートに相談してリセットが必要です。
🌱 一緒に考えよう
ここまで設定を進めると、
「どこまで制限するのがいいかな?」と迷う方も多いです。
正解は一つではありません。
大事なのは、
お子さんの年齢や性格、家族のルールに合わせることです。
たとえば、
・最初は緩めに設定して様子を見る
・慣れてきたら制限を強める
・一緒にルールを話し合う
こうした方法もあります。
「やりすぎかな?」と思ったら、
一度お子さんと相談して、調整していきましょう。
スクリーンタイムは後から何度でも変更できます。
🧩 子ども用Apple IDをつくろう
iPadをお子さん専用で使わせるときは、
子ども用Apple IDを用意するのがおすすめです。
「Apple IDって大人だけが持つものじゃないの?」
と思う方もいるかもしれません。
実は、13歳未満のお子さんでも保護者の同意があれば作成できます。
このアカウントを作っておくと、
✅アプリのダウンロードが管理できる
✅利用状況を把握できる
✅家族で購入情報を共有できる
といったメリットがあります。
「いきなり作るのは不安…」と思うかもしれませんが、
一度設定してしまえばとても便利です。
ここでは、
ファミリー共有を使って子ども用Apple IDを作る手順を
一緒に見ていきましょう。

AppleIDを作ろうね
🔸 ステップ1:ファミリー共有を開く
まずはファミリー共有を有効にします。
【操作手順】
ホーム画面で「設定」を開く
一番上にある自分の名前をタップ
「ファミリー共有」を選ぶ
「家族を追加」をタップ
ここで「お子様用アカウントを作成」という案内が出てきます。
✅ポイント
この操作は保護者のApple IDでログインしている必要があります。
🔸 ステップ2:お子さんの情報を入力
「お子様用アカウントを作成」をタップしたら、
順番に情報を入力していきます。
・お子さんの生年月日
・氏名
・メールアドレス(Apple IDとして使うもの)
・パスワード
生年月日はとても大切です。
これで年齢制限が決まりますので、
正しい日付を入力してくださいね。
「メールアドレスがない…」という方は、
この手続き中に新しくiCloudのアドレスを作れます。
🔸 ステップ3:保護者の確認をする
お子さんのApple IDを作るときは、
保護者の同意が必要です。
操作中に
支払い方法の確認
が表示される場合があります。
これは「大人が責任を持っています」という確認のためで、
無料アプリだけ使う場合でも設定が必要なことがあります。
💡ワンポイント
このとき設定した支払い方法は、あとから変更できます。
安心してくださいね。
🔸 ステップ4:スクリーンタイムを設定
子ども用Apple IDを作ったら、
そのままスクリーンタイムの設定もできます。
「このままスクリーンタイムを設定しますか?」と聞かれたら、
「はい」を選びましょう。
この設定で
・利用時間
・アプリ制限
・コンテンツの年齢制限
を一括で決められます。
もちろん後から変更も可能です。
🌱 子ども用Apple IDのいいところ
「わざわざ別のアカウントにする必要ある?」
と思う方もいるかもしれません。
でも、分けておくと安心できるポイントがたくさんあります。
✔ 大人の写真やメールが混ざらない
✔ アプリの購入通知がすぐ届く
✔ 利用時間の管理がしやすい
✔ 子どもが勝手に設定をいじりにくい
いっしょに住んでいても、
別アカウントのほうが整理しやすいです。
お子さんが大きくなってからも、
データを引き継いで使えます。
🌼 子ども用Apple IDを作るときに気をつけること
作る前に、これだけは知っておきましょう。
🟢 支払い設定が必要
保護者の支払い方法が一度は必要です。
(無料アプリだけでも手続きで確認されます)
🟢 年齢で使えないアプリがある
13歳未満の場合、一部アプリはダウンロードできません。
🟢 Apple IDの生年月日は後から変えられない
年齢による制限を変更するには、サポートに相談が必要です。
「ちょっと難しいかも…」と感じる方は、
まずは大人のApple IDで使いながら、
設定に慣れてから作っても大丈夫です。
「いつか分けたいな」と思ったときに、
この記事を参考にしてみてくださいね。
📺 LINEやYouTubeなど人気アプリの注意ポイント
iPadで子どもがいちばんよく使うアプリは何だと思いますか?
多くのご家庭でLINEやYouTubeがとても人気です。
友だちとメッセージを送り合ったり、好きな動画を見たり。
使い方によっては、楽しいだけでなく、学びにもつながります。
でも、その一方で、
「知らない人からメッセージが来たらどうしよう」
「変な動画を見てしまわないかな」
と心配になることも多いですよね。
ここでは、
✅どんなリスクがあるのか
✅どうすれば安心して使えるのか
を一緒に確認していきます。

一緒に確認しようね
🟢 LINEの心配ごとと対策
LINEは便利なアプリですが、特に気をつけたいことがいくつかあります。
👀 心配その1:知らない人からのメッセージ
LINEは、IDや電話番号で検索できる仕組みがあります。
これを放置しておくと、知らない人から突然メッセージが届くことも。
【対策】
LINEを開く
ホーム画面で「設定(歯車マーク)」をタップ
「プライバシー管理」を選ぶ
「IDによる友だち追加を許可」をオフに
「メッセージ受信拒否」をオンにする
これで知らない人から声がかかりにくくなります。
👀 心配その2:スタンプや課金をしてしまう
子どもは押すだけで買える仕組みを理解していないこともあります。
「スタンプをいくつも買っていた…」と後から気づくことも。
【対策】
・スクリーンタイムの「iTunesおよびApp Store購入」を制限する
・Apple IDの支払い方法を管理する
購入時にパスワードを入力しないと決済できないようにするのがおすすめです。
👀 心配その3:メッセージのやりとりの内容
「どんな会話をしているんだろう?」と気になる方も多いですよね。
プライバシーのこともあるので、
定期的に「困ったことない?」と声をかけるだけでも安心感が生まれます。
🟢 YouTubeの心配ごとと対策
YouTubeもとても便利ですが、やはり注意が必要です。
👀 心配その1:不適切な動画を見てしまう
年齢に合わない動画がたくさんあるので、
保護者がフィルタリングしてあげると安心です。
【対策】
通常のYouTubeではなくYouTube Kidsを利用する
スクリーンタイムで「コンテンツ制限」を設定する
検索機能をオフにする
YouTube Kidsは、年齢ごとのおすすめ設定ができ、
小さなお子さん向けに安全に使えます。
👀 心配その2:長時間の視聴
「気づいたら1時間も見ていた…」ということもよくあります。
【対策】
・スクリーンタイムでYouTubeの利用時間を制限する
・「休止時間」を設定して夜は見られないようにする
「1日30分まで」と決めるとメリハリがつきます。
🌼 よくある質問
ここで、よく聞かれる疑問を紹介します。
Q:LINEは使わせないほうがいい?
A:年齢に応じて制限をかけていれば問題ありません。
心配なときは連絡手段を家族だけに絞るのも一つの方法です。
Q:YouTubeは制限をかけても見られる?
A:YouTube Kidsを使うことで、かなり安全性が高まります。
ただし100%防げるわけではないので、時々利用履歴を確認しましょう。
Q:課金を完全に止められる?
A:スクリーンタイムで「購入を許可しない」に設定すれば、基本的に課金はできません。
🌱 一緒に考えよう
「全部の機能を制限するのはやりすぎかな…」と感じる方もいると思います。
大事なのは、
お子さんの年齢や生活スタイルに合わせることです。
たとえば小学校低学年なら、
・YouTube Kidsのみ許可
・LINEは家族だけに制限
中学生なら、
・利用時間を短めに設定
・困ったときに相談できるよう話し合う
など、段階的にルールを変えていくのがおすすめです。
ルールを一緒に決めることで、
「守ろう」という気持ちも生まれます。
📋 iPadを共有するときのコツ
iPadを家族みんなで使うご家庭も多いですよね。
一台をみんなで使えるのはとても便利です。
でも、共有するからこそ、
「うっかり大事なデータを消されてしまった…」
「変なところを触られて設定が変わった…」
というトラブルも起こりやすいものです。
「一緒に使うから仕方ないかな」と思わず、
ちょっとした工夫で安心して共有できる環境を整えましょう。
ここでは、
✅画面整理のコツ
✅アプリの管理
✅お子さんへの声かけ
など、一緒に確認していきます。

こうやって使おうね
🟢 コツ1:ホーム画面を整理してわかりやすく
まず大事なのが、ホーム画面の整理です。
子どもがアプリを探しやすいだけでなく、
触ってほしくないものを分けておくと安心です。
【やってみよう】
アプリを長押し
まとめたいアプリを重ねてフォルダを作る
フォルダに名前をつける(「勉強」「ゲーム」など)
フォルダを使うと、
「これは使っていいもの」「これは使わないもの」が分かりやすくなります。
👀 ワンポイント
大人のメールや写真アプリは2ページ目に移すなど、
画面を分けておくとさらに安心です。
🟢 コツ2:子ども用ケースを準備する
小さいお子さんが使う場合は、
落としたり汚したりするリスクもあります。
やわらかいシリコン素材のケースや、
角を保護する衝撃吸収ケースを用意すると安心です。
スタンドつきケースだと動画を見るときも便利です。
「どれを買ったらいいか分からない」ときは、
「子ども用 iPadケース」と検索するとたくさん出てきますよ。
🟢 コツ3:Safariの履歴を定期的に確認
家族共有だと、
誰がどのページを見たのか分かりにくいですよね。
「知らないうちに怪しいサイトを開いていた…」
ということもあります。
定期的にSafariの履歴を確認し、
必要なら削除しましょう。
【操作手順】
Safariを開く
画面下の本のマーク(履歴)をタップ
一覧を確認
右下の「消去」で履歴を削除
👀 ポイント
「全部消すのは不安」という方は、
特定の履歴だけ消すこともできます。
🟢 コツ4:家族でルールを決める
iPadを共有する場合、
「どんな使い方をするか」ルールを話し合うのが大切です。
たとえば、
・1日何分まで使うか
・どのアプリを使っていいか
・大人の設定は触らないこと
こうしたルールを一緒に決めておくと、
お子さんも「守らなきゃ」という気持ちになりやすいです。
🌼 一緒に考えてみましょう
「ルールってきびしくしすぎてもいいのかな?」
と心配になりますよね。
でも、ルールは変えても大丈夫です。
最初はゆるく設定して、
使い方に慣れたら少しずつ変えていきましょう。
「今日はできたね」「約束守れたね」と声をかけると、
お子さんも安心して取り組めます。
🟢 コツ5:共有アカウントと専用アカウントを分ける
「一台だけど、大人の設定は守りたい」
そんなときは、Apple IDを切り替えて使う方法もあります。
【やり方】
大人用のApple IDを普段使う
子どもが使うときだけ別アカウントにログイン
少し操作が増えますが、
アプリやデータが分かれて安心です。
👀 注意点
Apple IDを切り替えるときは、
・一部のアプリが再ログインになる
・設定が変わる場合がある
ので、最初に確認しましょう。
🌸 共有することは悪いことじゃない
「専用で用意しないとダメなのかな?」と不安になる必要はありません。
家族で共有するのは、とても自然な使い方です。
大事なのは、
ちょっとした工夫で安心して一緒に使える環境を整えることです。
💬 Q&A|よくある質問
ここでは、
iPadをお子さんに使わせるときに
よくいただく質問をまとめました。
「これってどうすればいいの?」
「同じことで悩んでる人いるかな?」
と思ったときの参考にしてくださいね。

「これってどうするのかな?」
🟢 Q1:スクリーンタイムのパスコードを忘れたらどうすればいい?
💡答え
まずは慌てなくて大丈夫です。
スクリーンタイムのパスコードを忘れた場合は、
Appleのサポートを利用してリセットできます。
【やってみよう】
iPadで「設定」を開く
「スクリーンタイム」をタップ
「パスコードを変更」を選びます
「パスコードをお忘れですか?」をタップ
Apple IDでサインイン
これでリセットが可能です。
もしうまくいかない場合は、
Apple公式サポート(電話やチャット)に相談しましょう。
👀 ワンポイント
パスコードをメモに残す習慣をつけると安心です。
「家族みんなで共有しない」ことも大事です。
🟢 Q2:課金を完全に止める方法はある?
💡答え
はい、スクリーンタイムで課金をほぼ完全に防ぐことができます。
【設定方法】
「設定」を開く
「スクリーンタイム」をタップ
「コンテンツとプライバシーの制限」をオン
「iTunesおよびApp Storeでの購入」を選ぶ
「インストール」「Appの削除」「App内課金」を「許可しない」に設定
これで、アプリの購入や課金ができなくなります。
👀 ポイント
無料アプリのインストールも止める場合は、
「インストール」を「許可しない」に設定しましょう。
🟢 Q3:YouTubeを見られなくすることはできる?
💡答え
できます。
2つの方法があり、組み合わせるとより安心です。
✅方法1:アプリを削除する
ホーム画面でYouTubeアプリを長押し
「Appを削除」を選ぶ
✅方法2:スクリーンタイムで制限
「スクリーンタイム」を開く
「App使用時間の制限」でYouTubeを選ぶ
利用時間を「0分」にする
「常に許可するアプリ」からYouTubeを外す
👀 アドバイス
「少しだけ見せたいとき」は、
YouTube Kidsを使うのがおすすめです。
🟢 Q4:制限をしすぎると逆に興味を持ってしまいませんか?
💡答え
とてもいい質問です。
子どもは「ダメ」と言われるほど興味を持つこともあります。
大事なのは、
何が危ないのか理由を説明することです。
「知らない人とやりとりすると危ないからね」
「長い時間見ていると目が疲れちゃうよ」
こうした言葉を一緒に添えてあげると、
「守らないといけない理由」が伝わりやすいです。
👀 ポイント
ルールを押しつけるだけでなく、
お子さんと話しながら決めるのが一番の近道です。
🟢 Q5:iPadを学習用だけに使うことはできますか?
💡答え
はい、使えます。
スクリーンタイムで
「必要な学習アプリだけを許可」
「ほかは制限する」
という設定が可能です。
【設定例】
「スクリーンタイム」を開く
「常に許可するApp」で学習アプリを選ぶ
「App使用時間の制限」でほかを制限
これで、必要なときだけ学習に使えるiPadになります。
👀 アドバイス
お子さんが学習に集中できるよう、
使うアプリを最小限にするのもおすすめです。
🌱 こんなときはどうする?
「ここにはない質問がある…」
「やってみたけどわからない…」
そんなときは無理をせず、
Apple公式サポートやショップのスタッフさんに相談してみましょう。
きっと力になってくれますよ。
🛠 トラブルが起きたときの対処
「しっかり設定したのに、思わぬトラブルが起きてしまった…」
そんなときもありますよね。
でも、慌てなくて大丈夫です。
iPadには「戻す」「確認する」「リセットする」など、
ちゃんと解決する手段が用意されています。
ここでは、
✅よくあるトラブル
✅その対処方法
✅困ったときの相談先
を一緒に確認していきましょう。

困ったね
🟢 トラブル1:課金してしまった
「知らないうちにアプリを購入していた…」
「スタンプを何個も買っていた…」
そんなときは、
まず購入履歴を確認してみましょう。
【やってみよう】
「設定」を開く
一番上の名前をタップ
「メディアと購入」→「アカウントを表示」
「購入履歴」を選ぶ
ここで何を購入したか一覧が出ます。
👀 返金を申請する方法
購入履歴から「問題を報告」を選ぶと、
返金依頼ができます。
Appleの判断で返金が認められることも多いので、
まずは一度試してみましょう。
🟢 トラブル2:設定が元に戻ってしまった
「スクリーンタイムを設定したのに消えてしまった」
「コンテンツ制限がオフになっていた」
そんなときは、
お子さんが設定を変更していないか確認しましょう。
もし心当たりがない場合は、
もう一度設定をやり直します。
✅対処のポイント
・「スクリーンタイム・パスコード」を必ず設定する
・パスコードを共有しない
これで勝手に解除される心配が減ります。
🟢 トラブル3:アプリが使えなくなった
「急にアプリが開かなくなった」
「画面が真っ暗で動かない」
こうしたときは、
まずiPadを再起動してみてください。
【再起動の手順】
サイドボタンと音量ボタンを同時に長押し
電源オフのスライダーを右にスライド
完全に電源が切れたら、もう一度電源を入れる
これで多くの不具合が解消します。
👀 注意
再起動しても直らないときは、
アプリを一度削除して再インストールする方法もあります。
🟢 トラブル4:画面ロックが解除できない
「パスコードを何度も間違えてロックされた…」
この場合は時間を置いて再度試すか、
Apple IDでリセットを試みます。
それでも解除できないときは、
Appleサポートに相談して手続きをしてもらいましょう。
🌱 困ったときに相談できる場所
「自分ではもうわからない…」
そんなときに相談できる場所を覚えておくと安心です。
✅Apple公式サポート
・電話:0120-277-535
・Webチャット:https://support.apple.com/ja-jp
✅購入したショップ
家電量販店やキャリアショップでも相談できます。
✅Apple Storeの店舗
近くに店舗があれば、直接持ち込むのもおすすめです。
🌼 ひとこと
「わからないことが出てきたら、すぐに相談する」
これが一番の安心につながります。
無理に一人で抱え込まなくて大丈夫です。
🌸 まとめ
ここまで一緒に、
iPadをお子さんに使わせるときのポイントを見てきました。
「設定って難しそう…」
「全部ちゃんとできるかな…」
最初はそう感じていたかもしれません。
でも、
一つずつ順番に確認していけば、
必ず安心できる環境を整えられます。

安心して使えそう
🌿 今回お伝えしたこと
✅ iPadを渡す前の準備
・ソフトウェアを最新にする
・パスコードを設定する
・Apple IDを分ける
✅ スクリーンタイムで時間やアプリを制限
・休止時間
・コンテンツ制限
・課金防止
✅ LINEやYouTubeの使い方の注意
・知らない人からの連絡を防ぐ
・不適切な動画を避ける
✅ 家族で共有する工夫
・ホーム画面を整理
・ルールを一緒に決める
✅ トラブルの対処と相談先
・購入履歴の確認
・設定リセット
・Appleサポートに相談
「こんなにたくさん、一気にはできない…」
と感じるかもしれません。
それで大丈夫です。
全部を完璧にしようとせず、
できるところから一つずつ試してみることが何より大事です。
一歩ずつ進めるうちに、
「これなら大丈夫そう」と自信が持てるようになります。
👀 最後にもうひとこと
iPadは使い方次第で、
お子さんの学びや遊びをぐんと広げてくれます。
だからこそ、最初に環境を整えることがとても大切です。
もし迷ったときや、
「これで合ってるかな?」と不安になったときは、
このページを何度でも見返してくださいね。
そして、わからないことがあれば、
Appleサポートやお店のスタッフさんに相談してみましょう。
きっと力になってくれます。
今日から少しずつ、
安心できるiPadの使い方を整えていきましょう。
読んでくださってありがとうございました😊✨

一緒に頑張ろうね