手に入れたAir M2で、ChatGPTも使ってみるかな
「ひろと、これ……あげるよ。ただし、ちょっとは払ってね」
ロンドンから一時帰国していた姉の彩花が、そう言って差し出したのは iPad Air M2(13インチ)。大きな画面に軽さも兼ね備えたモデルで、ひろとの目は一気に輝きました。

iPad Air M2を手に、無料とPlusの選択で迷う表情のひろと
彩花から譲ってもらう前に、ひろとはiPad Air M2とM3の違いをチェックしてました。
「画面サイズや価格感、整備済品まで比べておくと安心だね」
「これなら資料作りもはかどりそうだな。でもせっかくだからChatGPTも使ってみようかな……。ただ、有料のChatGPT Plusって本当に必要なの?」
ちょうどそのとき、いとこのさとし(iPad Air第3世代ユーザー)が口をはさみます。
「おれは無料で十分だと思うけどなあ。わざわざお金払う必要ある?」
新しいiPadを手に入れたひろとは、無料で十分というさとしの意見と、自分の「もっと活用してみたい」という気持ちのあいだで揺れていました。この記事では、そんな二人のやりとりを通して 「ChatGPT Plusが必要かどうか」 をわかりやすく解説していきます。
なお、譲渡でもらったiPadを最初に整える手順は、こちらに詳しくまとめています → iPadを譲ってもらったときの設定ガイド
目次
- 1 ChatGPTはiPadでどう使える?(無料版の基本)
- 2 ChatGPT Plusの特徴と料金(2025年最新情報)
- 3 無料版とPlusの違い(2025年版・iPad視点の比較表)
- 4 ケース①:会議メモ → 要約&表化(議事録の下ごしらえ)
- 5 ケース②:PDF資料 → 要点サマリー(研修レジュメの要約)
- 6 ケース③:社内報・お知らせ文 → 下書き&言い回し調整
- 7 ここまでの要点
- 8 料金の考え方(時間換算&家計の見直しアイデア)
- 9 用途別フローチャート(無料↔Plusの判定)
- 10 iPadだけで始める手順(Safari版/アプリ版)
- 11 Q&A(よくある疑問)
- 12 トラブル対処(つまずきやすいポイントだけ先に)
- 13 まとめ(ひろと・さとしの視点でふり返り)
ChatGPTはiPadでどう使える?(無料版の基本)

夜のリビングでiPad Air 3の端末を手に、無料でQ&A・要約・学習・アイデア出しに満足しているさとし
まずは「無料でできること」を整理してみましょう。ChatGPTはアプリをインストールしても、Safariなどのブラウザからでも利用できます。Apple IDや特別な設定は不要で、すぐに始められるのがポイントです。
無料版でも、こんな活用が可能です:
調べものをまとめる(料理レシピや観光情報の整理など)
長い文章を短く要約する
勉強や資格試験の「わからない部分」を質問する
アイデア出し(旅行の計画やブログのタイトル決めなど)
たとえばさとしは、園芸が趣味の春子さんから「この植物、育て方が難しいのよ」と相談を受けると、ChatGPTで無料検索しながら答えを探してあげています。
「これくらいできれば十分だよ。無料で困ったことないし」と胸を張るさとし。
一方、ひろとはAir M2の大画面を前に「もっと効率よく仕事や勉強に使えないかな」と考え始めていました。
ChatGPT Plusの特徴と料金(2025年最新情報)

PlusではPDF・画像・表の処理と応答の速さが安定。大画面iPadだと一気通貫で回せます。
ひろとはAir M2を手に入れたばかりの大きな画面を見つめながら、思わずつぶやきました。
「ChatGPT Plusって月20ドル(日本円で3,000円ちょっと)かあ。毎月となると悩むけど、最新のGPT-5が使えるなら価値あるかも……」
すると、いとこのさとし(iPad Air第3世代ユーザー)がすかさず割り込みます。
「おれは無料で十分だと思うな。最近の無料版でも GPT-4.1 mini や GPT-5 auto が使えるって聞いたし。わざわざ払う必要ある?」
確かに、2025年に入ってから無料版も進化しています。モデルセレクターを通じて、軽量版や新しいモデルを試せるようになり、以前より便利になりました。
ただし、有料の ChatGPT Plus(20ドル/月) には次のようなメリットがあります。
最新フラッグシップモデル GPT-5 にフルアクセス
無料でも軽量モデルには触れますが、Plusでは制限なく GPT-5 を安定利用可能。より自然で精度の高いやりとりができます。応答速度と安定性が大幅アップ
無料版では混雑時に待たされることがありますが、Plusならサクサク動く。iPadの大画面で作業するひろとには相性ぴったり。高度な機能が解放される
PDFや表の解析、画像入力・生成など、資料作りや学習ノート作成に便利な機能がフルで使える。使用制限がゆるくなる
無料では「回数制限」や「一部機能は軽量モデルのみ」の場合がありますが、Plusならそうした制限が大幅に減ります。

月$20で「速度・安定・上限」が増える――価値は“時間で回収”できます。
ひろとは「これなら、社内報の文章の整えや研修資料の下書きにも役に立ちそうだ」と期待をふくらませます。
一方のさとしは「でも毎日使わない人にはオーバースペックだよ。無料で済ませて、その分は貯金したい」と首を横に振ります。
つまり、ChatGPT Plusの必要性は「どれくらい使うか」で変わるのです。
日常的にiPadで情報整理や学習をしている人には大きな助けになりますが、「ときどき調べ物をする程度」なら無料のままでも十分かもしれません。
無料版とPlusの違い(2025年版・iPad視点の比較表)

Freeは軽作業向け、Plusは「速い・止まりにくい・できることが増える」。
結論だけ先に:無料=“たまに使う・軽い作業中心”/Plus=“平日昼もガンガン使う・長文/ファイルも処理”。
GPT-5はChatGPTの新しい標準モデルとして展開されており、プランで使い勝手(速度・安定性・上限)が大きく変わります。
観点 | 無料(Free) | Plus($20/月) |
---|---|---|
使えるモデルの基本 | GPT-5が新デフォルト(ログインユーザー向け)。ただし使用上限や混雑時の制限がある。 | GPT-5を安定利用。混雑時でも優先実行・高速応答。新機能への優先アクセス。 |
応答速度・安定性 | 混雑時間帯は待ちが発生しやすい | 優先実行で速い。作業の中断が少ない |
使用制限(回数・連続実行) | セッション制限や長文連投でエラーになりやすい | 上限が緩く、長文の段階生成(骨子→ドラフト→推敲)が回しやすい |
ファイル/PDFの要約・表化 | 使えるがサイズ・回数で詰まりやすい | 大きめのPDFや連続処理が安定(議事録→表化→要約) |
画像の入出力(説明・生成) | 一部は使えるが負荷時に制限を受けやすい | 安定して実用域(図版の説明・簡易イラスト生成) |
料金 | 無料 | $20/月(日本円で約3,000円台・為替で変動) |
補足:OpenAIはGPT-5を正式発表済み。ChatGPT側も「GPT-5が新しい既定の体験」という位置づけで案内されています(プランにより安定性や上限が変わるイメージ)。

さとしはFreeで軽作業、ひろとはPlusでPDF→表化まで一気通貫。使いどころで選べます。
ひろと&さとしの“使いどころ”で考えると…
ひろと(企画・総務/Air M2・13インチ):
「社内報の文章の整えや研修資料の下書きを平日昼に回す」→ 待ち時間の少なさと長文の連続生成でPlusの恩恵が出やすい。さとし(Air 3/倹約家):
「軽い調べ物やQ&A中心で、夜間や週末に少し使う」→ 無料でも十分。必要になった月だけPlusにする“オン/オフ運用”も選びやすい。
ケース①:会議メモ → 要約&表化(議事録の下ごしらえ)

要点の箇条書き→表化まで一気通貫(Plusだと途切れにくい)。
シーン
昼休み、ひろとが朝会のメモ(手書き+少しだけテキスト)をまとめたい。午後一で共有したいけれど、時間は10分しかない。
iPadでの手順(Safari/アプリどちらでもOK)
メモアプリで要点をテキストにコピー(手書きなら変換してコピー)。
ChatGPTを開く → 最初に「役割」を指定:
例)「あなたは社内共有向けに要約するアシスタント。以下のメモを3項目の箇条書きと決定事項/宿題の表にまとめて。」テキストを貼り付け → 生成結果をNumbers(表計算)やメモにペーストして保存。
「上司向けに語尾を丁寧に」「部署名はイニシャル表記に」など微調整だけ追加で依頼。
無料だと詰まりやすいところ
混雑時間帯(昼休み前後)は応答が遅い/止まることがある。
長めのメモや連続で表化を頼むとやり直しが発生しやすい。
Plusだとどう違う?
応答が速く、連続依頼にも強いので、箇条書き→表化→語尾調整まで一気通貫。
「5つの部署別のToDo」「期限つきタスク表」のような一段深い整形も安定。
ミニTIPS
最初の一言で出力フォーマットを指定(「見出し→箇条書き→表」)。
固有名詞を入れる前に匿名化(部署は頭文字、個人名は役職)してから貼ると安全。
「今回はPlusで一気に表化まで完了。端末そのものの選び方で迷っている人は、iPad第9世代と第10世代どっちを譲る? も参考になります。」
ケース②:PDF資料 → 要点サマリー(研修レジュメの要約)

PDFを投げて“1分スピーチ台本”に。重要点と注意点だけ抽出。
シーン
陽菜が研修レジュメ(10〜20ページのPDF)を短時間でつかみたい。要点と1分説明を作って、当日の冒頭あいさつに使う。
iPadでの手順
PDFをファイルアプリで開く → 共有メニューからChatGPTに送る(または本文をコピー)。
プロンプト例:
「以下のPDFを研修冒頭の口頭説明用に1分台本にして。要点3つ+注意点2つ+受講者への一言を入れて。」仕上がりをメモに保存 → 不要な専門用語があれば「一般的な言い換えに直して」と追加依頼。
無料だと詰まりやすいところ
PDFのページ数/サイズが大きいと読み込みや再生成でエラーになりがち。
再依頼を挟むとセッション上限に届きやすい。
Plusだとどう違う?
比較的大きめのPDFでも読込み〜要約まで安定。
台本→「図解の口頭説明」「配布用の箇条書き」への段階生成が止まりにくい。
ミニTIPS
先に「対象者の前提レベル」を一行で伝えると、言い換え精度が上がる。
例)「対象:社内の新入社員。専門知識は浅め。」重要箇所だけ抜粋して投げると体感速度がさらに上がる。
「レジュメが長いと感じたら、端末の世代や使い道の見直しも効果的です。iPadの寿命はいつ?サポート終了後の使い道 もあわせてどうぞ。」
ケース③:社内報・お知らせ文 → 下書き&言い回し調整

文面を180字×2パターンで比較。表記ルールを渡すと修正が減る。
シーン
ひろとが社内イベントの告知文を作成。固い文面になりがちなので、読みやすいトーンに整えたい。
iPadでの手順
たたき台(100〜300字)をメモに書く。
ChatGPTへ:「300字→180字に要約。敬体で、社内全体向けに。日付・会場を見落とさないで。」
返ってきた案を2パターンお願いする(カジュアル寄り/きちんと寄り)。
社内Wikiやメールへコピペして、最後に「見出し候補を3つ」もらい差し替え。
無料だと詰まりやすいところ
再生成(別案)を重ねると上限に触れやすい。
表記ゆれ統一(例:全角・半角、日付表記)は追加依頼が複数回になりがち。
Plusだとどう違う?
複数パターンを連続で出しても止まりにくい。
「表記ルール(西暦表記・時刻は24時間制、部署名は略称)」を一度渡すと、以後の修正回数が減る。
ミニTIPS
先にスタイル指示テンプレを用意しておくと時短:
「敬体/一文は60文字以内/箇条書き優先/重要語にカギ括弧」。固定情報(日時・会場)は最後に人力で見直し。誤転記を防げます。
ひろとの“ひと言”
ひろとは「これなら、社内報の文章の整えや研修資料の下書きにも役に立ちそうだ」と期待をふくらませます。
ここまでの要点

Free=軽作業/Plus=速度・安定・ファイル処理。iPadはSplit Viewで時短。
無料:短いQ&A、軽い要約、夜間・週末中心の利用なら十分。
Plus:平日昼の安定性、PDF/表化/連続生成で差が出る。
iPad:Split Viewで「ChatGPT+メモ(またはNumbers)」を並べると、貼り付け→微調整が最短動線。
料金の考え方(時間換算&家計の見直しアイデア)

時短で回収+外食1回を自炊/使わないサブスクは一時停止で月$20を捻出。
「月$20って高い?」――ひろとは少し考えて、“時間で回収できるか”を指標にすることにしました。
Plusは月額$20(日本円でおよそ3,000円台・為替で変動)。無料と比べて上位のレート制限や優先実行が得られます。混雑時間でも安定して使えるため、連続生成やPDF解析の失敗・待ち時間が減りやすいのがポイントです。
1) 回収ラインの目安(式とサンプル)
式:必要な“時短”合計(分)= 月額(円) ÷ あなたの時給(円/時) × 60
例:月3,000円相当を、時給1,200円で回収するなら 150分/月(=2.5時間)。
1,500円/時なら 120分
2,000円/時なら 90分
仕事での“よくある時短”の積み上げ例
・会議メモの要約:5分/回 × 20回 = 100分
・PDFレジュメの要点化:10分/回 × 6回 = 60分
・社内報の文面調整:5分/回 × 6回 = 30分
→ 合計190分(= 約3時間強) → 十分回収ラインに到達
2) iPad運用だと時短になりやすい作業
Split Viewで「ChatGPT + メモ/Numbers」を並べる→貼り付け→微調整が一筆書きに
PDF→要点→表化の段階生成を“止まらず回せる”のはPlusの強み(混雑時間の安定性・上位レートが効く)
3) 家計の見直しで“月$20”を捻出(現実的にできる案)
外食を1回だけ“自炊”に置き換え
ランチ1回1,200〜1,500円→自炊で700円前後に収まれば、差額で半分以上を捻出
自炊は塩分・油分の調整がしやすく、体調面のプラスも
コンビニドリンク/カフェを週1回減らす
350円×4回=1,400円ほど浮く
使っていないサブスクを1つ停止
動画/音楽など、今月あまり使っていないものを一時停止
“今月は服を買わない日”を1回作る
ちょい買い(ソックス・アクセ等)を来月に回すだけでも月2,000円規模で調整しやすい
食材は“まとめ買い+冷凍”でロス削減
使い切れずに廃棄している分を減らす=実質の節約に
ひろとの場合:
社内報や研修資料の下書きで毎週40〜60分の時短 → 月160〜240分。
さらに外食1回を自炊に置き換えて1,000円前後節約。
時間+家計の両面で“月$20”を十分に回収できる見込みです。
4) 使い方のコツ(お金のムダを避ける)
“オン/オフ運用”:必要な月だけPlus → 翌月は解約してもOK(契約は月額・自動更新。不要なら更新前に停止)。
平日昼に重い作業が集中する月はPlus、軽い月はFreeへ――用途と時期で最適化
テンプレを用意:要約・表化・語尾調整の定型プロンプトを作っておくと月あたりの時短が安定
参考:ChatGPTの料金・プラン案内(Plusは月額$20、プラン比較や提供機能の概要)を常に確認しておくと安心です。料金や各プランの提供範囲はChatGPTの料金プラン(OpenAI公式)を確認しておくと最新です。
※「Plus(月$20)」の表記は為替で日本円換算が変わります。
用途別フローチャート(無料↔Plusの判定)

頻度×作業の重さ×時間帯で分岐。該当が多い方があなたの選び。
まずは自分の使い方に当てはめてみてください。該当が多いほうが、あなたのタイプです。
A. 使う頻度は?
週1~2回・短時間 → Free寄り
ほぼ毎日・1回あたり10分以上 → Plus寄り
B. 作業の重さは?
短文の質問、ちょい要約、言い換え中心 → Free寄り
PDF要約・表化、長文ドラフト、複数パターンの連続生成 → Plus寄り
C. 使う時間帯は?
夜や早朝が多い → Free寄り
平日昼の混む時間に使うことが多い → Plus寄り
D. 学習・業務の継続性は?
ときどき調べ物 → Free寄り
英語学習/資格/研修運営など毎週回すルーチンがある → Plus寄り
あなたの判定
Freeが多め:無料で開始 → 必要月だけPlusに切替の“オン/オフ運用”がおすすめ。
Plusが多め:1か月だけ試す → 時短が実感できたら継続、合わなければ翌月は停止。
ひろと(企画・総務):平日昼に社内報/研修資料を回す → Plusで安定&連続生成の恩恵が出やすい。
さとし(倹約家):夜に軽い調べ物 → Freeで十分。必要な月のみPlusにする考え方。
さとし(Air第3世代)や幸子さん(第7世代)の相談は、サポート状況の理解が近道。iPad Air第3世代はまだ使える?、iPad第7世代はいつまで使える?、iPad第6世代の使い道 をチェックすれば判断しやすくなります。
iPadだけで始める手順(Safari版/アプリ版)
どちらもOK。“すぐ試す”ならSafari、音声入力や画像の往復が多いならアプリが楽です。
Safari版(ホーム画面に追加して“疑似アプリ化”)
SafariでChatGPTにアクセス → ログイン。
共有ボタン(□に↑)→ 「ホーム画面に追加」をタップ。
名前を「ChatGPT」にして追加。ホームから1タップ起動できるように。
Split Viewに常駐:Dockを上げて「メモ」や「Files」をドラッグで右(または左)へ。
文章を長押し→コピー→ ChatGPTに貼り付け → 「要約→表化→見出し案」など段階生成。
図1:SafariでChatGPTにログイン

Apple/Google/Microsoftのいずれかを選び、まずはサインインします。
図2:「ホーム画面に追加」→1タップ起動

共有メニューからホーム画面に追加を選ぶと、次回以降の起動がスムーズです。
図3:Split ViewでChatGPT+メモを並べる

Dockからメモをドラッグ→Split Viewを選び、要約→貼り戻しの往復が一筆書きに。
Split Viewのコツ
画面下からスッと上にスワイプ→Dock表示。
並べたいアプリのアイコンを長押し→画面端にドラッグ。
仕切りバーを左右に動かして幅調整。
画面を並べて作業するなら、iPadOS 26の新機能と対応機種 も把握しておくと安心です。
画面分割の操作はiPadでマルチタスクを使う方法(出典:Apple公式サポート) が写真付きでわかりやすいです。
公式アプリ版(音声・画像の取り回しが簡単)
App StoreでChatGPTアプリを入手 → ログイン。
初回起動時にマイク・写真・ファイルへのアクセス許可をオン。
画像説明:カメラ/写真から図表の解説やホワイトボード写真の要点化。
共有メニューからPDF/テキストをChatGPTへ送る → 要約・言い換えを受け取り。
出力はメモ・Numbers・Pagesへコピペして保存。
※公式アプリ版でもSplit Viewで簡単アクセスできます。
Q&A(よくある疑問)

課金停止、共有、古いiPad、表記ルールなど“つまずき”に先回り。
Q1:課金はいつでも止められる?
A:月単位で切替可能。必要な月だけPlus→翌月は停止、という使い方もできます。
Q2:家族のiPadとアカウントを共有していい?
A:おすすめしません。履歴やファイルが混ざると誤送信のリスク。家族内でもアカウントは分離が安心。
Q3:古いiPadでも使える?
A:ブラウザ版なら概ね使えますが、画像・PDFの取り回しや連続生成は負荷が高め。Air/Proや新しめの無印だと体感が安定します。
Q4:英語に強い?日本語は大丈夫?
A:どちらも対応。英語学習なら「丁寧に直して→理由も説明」の指示を添えると上達が早いです。
Q5:会社の資料をそのまま入れていい?
A:匿名化・要点化してから貼るのが基本。個人名・社名・機密情報は削る or 仮名化して扱いましょう。
Q6:アプリとSafariどっちが速い?
A:大差ないことが多いですが、画像・音声の往復はアプリが楽。ブックマーク&ホーム追加のSafari運用は気軽さが強み。
トラブル対処(つまずきやすいポイントだけ先に)

原因は設定権限・回線・サイズ・操作手順のどれか。チェック順を覚えておく。
ログインできない/真っ白になる
時刻の自動設定をオン、Wi-Fi→モバイル回線で切替、再ログイン。
Safariの場合は履歴とWebサイトデータを消去→再アクセス。
音声が使えない
設定 → プライバシー → マイクでChatGPTアプリの許可を確認。
本体の消音スイッチ・音量・Bluetooth出力(イヤホン)に注意。
画像が添付できない/失敗する
設定 → プライバシー → 写真のアクセスを「すべての写真」に。
画像サイズが大きい場合は編集→サイズ縮小して再送。
PDFが大きすぎる/エラーになる
必要ページだけ抽出して送るか、見出し・要点だけコピペで投入。
Plusなら比較的安定。Freeは分割投入が無難。
Split Viewにできない
Dockからドラッグして端に重ねる操作を再確認。
対応していないアプリはスライドオーバー(画面上をフロート表示)を使う。
表記ゆれ・誤字が出る
最初に「表記ルール」(西暦/24時間表記/部署名は略称)を渡すと、以後の修正が減ります。
固有名詞は最後に人力で見直し。
まとめ(ひろと・さとしの視点でふり返り)

Freeで始める/必要月だけPlusにする——自分の使い方で選べばOK。
Freeは“軽い作業をときどき”に相性抜群。まずは無料でスタートしてもOK。
Plusは“平日昼に回す/PDF・表化・連続生成が多い”人にコスパ良し。
料金は時間換算で回収ラインを見て判断。家計は外食1回自炊やサブスク一時停止で捻出しやすい。
iPadはSplit View運用が強い味方。「ChatGPT+メモ(or Numbers)」で貼り付け→微調整を一直線に。
ひろとは「これなら、社内報の文章の整えや研修資料の下書きにも役に立ちそうだ」と実感。
さとしは「自分はFreeで十分。必要な月だけPlusに切替でいく」とニヤリ。
あなたはどちら派? 使い方に合わせて、最適な選び方をしていきましょう。
参考になる記事
・iPad Air M2とM3を徹底比較
・iPadを譲ってもらったときの設定ガイド
・iPadの寿命とサポート終了後の使い道
・ChatGPTの料金プラン(OpenAI公式)
操作の参考(外部)
・iPadでマルチタスク(Split View)の使い方|出典:Apple公式

使い方が決まったら、まず1週間だけ試してみよう。