目次
1. はじめに
近年、スマートフォンを狙ったサイバー攻撃や個人情報漏洩のリスクが高まっています。特にiPhoneユーザーも油断はできず、フィッシング詐欺やマルウェア、個人情報の漏洩といった脅威にさらされています。本記事では、iOSのセキュリティを強化するための具体的な設定や対策について解説します。

2. 最新の脅威と対策
iOSを狙った最近のサイバー攻撃の事例
- フィッシング詐欺: 偽のメールやメッセージを使って、Apple IDのログイン情報を盗む手口。
- マルウェアの感染: App Store以外の非公式サイトからアプリをインストールすることで、悪意のあるソフトウェアに感染。
- 個人情報漏洩: 悪意のあるアプリやハッキングによって、プライベートな情報が流出するリスク。
具体的な対策
- 怪しいリンクを開かない(特にメールやSNSで届いたもの)
- 公式のApp Store以外からアプリをダウンロードしない
- 定期的にパスワードを変更し、2ファクタ認証を有効にする

あやしいメールは開かない
3. プライバシー保護 – iPhoneの情報を守る方法
- アプリのトラッキング防止機能の設定
- 設定 > プライバシー > トラッキング で「アプリからのトラッキング要求を許可」をオフにする。
- 位置情報の管理
- 設定 > プライバシー > 位置情報サービス で、必要なアプリのみ許可。
- カメラ・マイクのアクセス管理
- 設定 > プライバシー > マイク/カメラ で、不要なアプリのアクセスをオフ。
- Safariのプライバシー機能を活用
- 設定 > Safari で「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオンにする。

プライバシー > トラッキング で「アプリからのトラッキング要求を許可」をオフにしていく。アプリごとオフにもできる。

プライバシー > 位置情報サービス で、必要なアプリのみ許可

設定 > プライバシー > マイク/カメラ で、不要なアプリのアクセスをオフ

Safari で「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオン
4. 具体的なセキュリティ設定 – これだけはやっておこう!
基本の設定
- パスコードの設定(6桁以上の推測されにくいコードを設定)
- Face ID / Touch ID の活用(生体認証を有効にして安全性を高める)
- iOSの自動アップデートを有効にする(設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート)
Apple IDのセキュリティ強化
2ファクタ認証の有効化(Apple IDのセキュリティを強化)
- 2ファクタ認証とは? 2ファクタ認証(2FA)とは、「パスワードだけでなく、もう1つの要素を追加してログインの安全性を高める仕組み」です。
例えば、家の鍵を開けるときに「鍵(パスワード)」だけではなく、「指紋認証(追加の要素)」も必要にするようなものです。これにより、万が一パスワードが漏れても、他人が勝手にログインできないようにすることができます。
2ファクタ認証の設定方法- 「設定」アプリを開く
- 自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「サインインとセキュリティ」へ進む
- 「2ファクタ認証をオンにする」を選択
- 電話番号を入力し、SMSまたは電話で確認コードを受け取る
- 受け取ったコードを入力して設定完了!

2ファクタ認証の設定 ここから確認コードを受け取りコードを入力
5. 安全なアプリの利用
- App Store以外からアプリをダウンロードしない
- アプリの権限を確認する(不要なアクセスを制限)
- 無料Wi-Fi利用時は安全な通信を行う
無料Wi-Fi利用時の注意点
- 公共のWi-Fiは暗号化されていないことが多く、情報が盗まれるリスクがある。
- カフェやホテルなどの無料Wi-Fiを使うときは、以下の対策をすることが重要。
VPNを活用する(例: ProtonVPN、NordVPN)
VPNを利用すると、インターネット通信が暗号化され、第三者にデータを盗まれるリスクを減らすことができます。
VPNとは?
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット通信を暗号化し、安全にデータをやり取りするための技術です。
VPNのメリット
- 安全な通信ができる(ネットの通信が暗号化される)
- 個人情報を守れる(IPアドレスを隠せるため、位置情報がバレにくい)
- 公共Wi-Fiでも安心(カフェ・ホテル・空港などの無料Wi-Fiを安全に使える)
iPhoneでVPNを使う方法
- VPNアプリをダウンロードする(例: ProtonVPN、NordVPN、ExpressVPN など)
- アプリを開いてアカウントを作成
- 接続する国やサーバーを選択
VPNを有効にする → これで安全な通信が可能に!
6. 日常でできるセキュリティ対策
- 公共Wi-Fiは極力避けるか、VPNを使用する
- 不審なメールやSMSは開かない(送信元を確認し、不明なリンクはクリックしない)
- パスワードマネージャーを活用する(Appleの「iCloudキーチェーン」など)
- AirDropの設定を見直す(設定 > 一般 > AirDrop で「連絡先のみ」または「受信しない」にする)
7. 万が一の時の対応策
- iPhoneを紛失・盗難された場合の対処法
- 「iPhoneを探す」を有効にする(設定 > 自分の名前 > 探す > 「iPhoneを探す」)
- 遠隔データ消去の方法(iCloud.comにアクセスし「iPhoneを消去」)
- Appleサポートや警察への連絡

8. まとめ – 今すぐできるセキュリティ対策チェックリスト
✅ パスコードを変更する(6桁以上)
✅ 最新のiOSにアップデートする
✅ プライバシー設定を見直す
✅ 怪しいリンクを開かない
✅ 「iPhoneを探す」を有効にする
セキュリティ対策は一度設定すれば終わりではなく、定期的に見直すことが大切です。今日からできることを少しずつ取り入れ、iPhoneを安全に使いましょう!
この記事は、iPhone15 Pro: iOS18.3.2 で確認しました。