iPadを買うならどれがいい?
「陽菜、もし買うならどれがいいと思う?」
お母さんが使っているiPad第8世代で遊んでいた結衣は、ふと陽菜にそう問いかけました。そばでは息子の颯真(そうま)くんがYouTubeを楽しそうに見ています。

iPad買うならどれがいい?
主婦の結衣にとって、iPadは「子どもと一緒に楽しめる便利な道具」。でも価格が高すぎると家計には響くし、最新モデルは本当に必要なのか迷ってしまいますよね。
今回は、結衣の「買うならどれがいい?」という素直な疑問をきっかけに、iPad第11世代を中心に、第10世代やAirとの違いをわかりやすく整理していきます。
読み進めるうちに「私ならこれがいいかも!」と具体的にイメージできるようになりますよ。
👉 第10世代や9世代についてはこちらもどうぞ
目次
iPad第11世代ってどんなモデル?

陽菜がリュックからiPad第11世代を取り出しているところ
「じゃあ、まずは第11世代がどんなiPadなのか知っておかないとね」
そう言いながら、陽菜は自分のiPadをカバンから取り出しました。
第11世代は2024年に登場したモデルで、いわゆる「無印iPad(スタンダード)」の最新世代です。
画面サイズは10.9インチ、デザインはフラットでシンプル。ホームボタンがなく、画面の端からスワイプして操作するスタイルに統一されています。
第11世代の基本スペックと特徴
10.9インチのLiquid Retinaディスプレイ
A16 Bionicチップ搭載で、処理速度がさらに快適に
横向きカメラに変わったので、ビデオ通話が自然な位置でできる
Apple Pencil(第1世代USB-C版)とSmart Keyboard Folioに対応
iPadOS 26のサポート対象
ひろと:「前の第10世代よりチップ性能が上がってるし、横向きカメラはすごく便利だよ」
結衣:「へぇ〜、子どもとビデオ通話するときも自然に写るのね」
第11世代は派手な機能があるわけではありませんが、家族利用や学習、動画視聴に“ちょうどいい安心感”があるモデルです。
👉 Apple公式 iPad(第11世代)(出典:Apple公式)
第10世代から進化したポイント
CPUがA14 → A16になり、アプリの切り替えやゲームがよりスムーズ
カメラが横向き仕様に変更(ZoomやFaceTimeで大きな違い)
バッテリー持ちはほぼ同じだが、処理効率が改善されている
陽菜:「私は第11世代を使ってるけど、第10世代からの変化は“地味だけど確実に便利”って感じかな」
ひろと:「派手さはないけど、買ったら長く安心して使えるってところが強みだよね」
👉 「長く使える・サポートについて更に知りたい方はこちらもどうぞ
iPad第11世代はいつまで使える?

結衣-iPadは5から6年ごとに最新OSが対応か。
結衣:「新しいのがいいのは分かるけど、すぐ古くなっちゃったら意味ないよね…」
陽菜:「そこ気になるよね。でも第11世代なら、まだまだ長く使えるよ」
iPadは基本的に 発売から5〜6年程度は最新OSに対応 します。第11世代は2024年に発売されたばかりなので、2030年前後までは安心してアップデートが可能。
サポート終了が近づくと「最新のアプリが入らない」「セキュリティ面が不安」という問題が出てきますが、第11世代に関しては当面その心配はいりません。
サポート終了の目安
iPad第11世代 → iPadOS 26(2025年時点で最新)に対応、あと5年以上は余裕あり
iPad第10世代 → 第11世代より1年短いが、まだ現役
iPad第9世代 → そろそろ終わりが見えてきた段階
iPad第8世代 → サポート終了が近づきつつあり
iPad第7世代以前 → iPadOS 26でサポート終了
ひろと:「結衣さんが長く安心して使いたいなら、第11世代はかなり現実的だよ」
結衣:「なるほど…子どもと一緒に使うならサポート期間が長い方が安心だね」
👉 自分のiPadのモデルが分からない人へ
Apple公式 サポート:iPad のモデルを識別する (出典:Apple公式)
年配の方のホットスポット(第6〜8世代のリアルな使い方)
一方で、サポート終了が迫っているiPadを「まだ使えるから大丈夫」と活用している方も少なくありません。
幸子さん(ひろとのおばあちゃん)/iPad第7世代
「サポートが切れるって言われても、ネットや写真が見られれば十分だから困ってないの」春子さん(幸子の友だち)/iPad第6世代
「私はこの子が相棒よ。毎日YouTubeを見たり日記アプリを書いたりしてるし、買い替える必要なんて感じないわ」陽菜のお母さん/iPad第8世代
「動画とネットができれば満足。孫の颯真と一緒にYouTubeを見られるのが楽しいから、新しいのは考えてないの」
👉 「第7世代や第6世代についてはこちらもどうぞ
👉 このように、年配の方は“困らないなら使い続ける”スタンスが多いのが特徴です。
ただ、結衣のように「子どもと一緒に学習や遊びに使う」ケースでは、サポート期間の長さが安心につながります。
陽菜:「だから結衣姉ちゃんの場合は、第11世代にしておくと“長く安心して使える”っていうメリットが大きいと思うよ」
結衣:「うん、うちの親世代と違って、私はやっぱり新しい方が安心かな」
iPad第11世代とAir・mini・Proの違い

結衣がiPad Air,Proを見て悩んでいる。
結衣:「でもさ、第11世代だけじゃなくて、AirとかProとかminiもあるんだよね?どれがいいのか全然わからなくて…」
陽菜:「うん、確かにそこは迷うところだよね。じゃあ比較してみようか」
iPadは大きく分けると「無印(スタンダード)」「Air」「mini」「Pro」の4シリーズ。第11世代は“無印”にあたります。
価格とコスパの比較
iPad第11世代:7〜8万円台から。長く使える安心感がありつつ、価格は比較的お手ごろ。
iPad第10世代:型落ちで安く手に入るが、サポートが第11世代より短い。
iPad Air(第6世代/M2・M3搭載):10〜13万円台。性能はPro並みだが、価格も高め。
iPad mini(第7世代/A17 Pro搭載):8〜10万円台。小さくて持ち運びやすいが、画面の大きさは妥協が必要。
iPad Pro(M4搭載):15万円以上〜。最高性能だが価格も別格。
ひろと:「結衣さんが家計のことを気にするなら、やっぱり第11世代が現実的かな。AirやProは値段が一気に上がるから」
結衣:「うーん💦さすがに10万円超えると、ちょっとドキドキするかも…」
性能や使い勝手の違い
Air/Pro:イラストや動画編集、マルチタスクに強い
mini:小さくてカバンに入れやすい、読書やメモに最適
第11世代:動画、学習、ネット利用、家族共用にちょうどいい
陽菜:「私は会社からmini7を借りてるんだけど、軽いからバッグに入れて毎日持ち歩くのに便利。でも動画を家族で見るには小さめかな」
結衣:「なるほどね。やっぱり家で子どもと使うなら大きめがいいな」
Apple Intelligenceが使えるモデルとの違い
最近話題の「Apple Intelligence(AI機能)」は、実は iPad第11世代には非対応 です。
使えるのは、A17 ProチップやMシリーズチップを搭載した iPad mini第7世代・iPad Air(M3)・iPad Pro(M4)。
陽菜:「mini7は、Apple Intelligence対応なのがちょっとうれしいんだよね」
結衣:「えっ、そうなの?AIって気になるけど…高いのは無理だなぁ💦」
ひろと:「まあ、AIはあったら便利だけど、子どもとYouTubeや勉強アプリを使うなら第11世代で十分だよ」
👉 この比較から見えてくるのは、第11世代は“派手な機能はないけど、バランスよく安心して使える”モデル ということです。
👉 Apple Intelligenceについてはこちらもどうぞ
iPad第11世代はどんな人におすすめ?
結衣:「なるほど、比べてみると違いがよく分かったけど…結局、第11世代ってどんな人に合ってるの?」
ひろと:「うん、それ大事なポイントだね」
iPad第11世代は「最新モデルを安心して長く使いたい」「価格はできるだけ抑えたい」という人にぴったりです。とくに以下のような使い方にマッチします。

颯真が大好きなアニメを見ている
家族で一緒に楽しみたい人
結衣のように、子どもと一緒に動画を見たり学習アプリを使ったりする人にはおすすめ。10.9インチの画面は大きくて見やすく、横向きカメラでのビデオ通話も自然に楽しめます。
颯真くん:「ママ〜、YouTubeつけて!」
結衣:「はいはい、ちょっと待ってね」
👉 こんな日常のやり取りでも、第11世代なら快適に動いてくれるのでストレスがありません。
長く使いたい人
「頻繁に買い替えるのは面倒」「サポート切れが早いと不安」という人にも向いています。
第11世代は2030年前後までOSアップデートが見込まれるので、結衣のような主婦にとってはコスパ重視で安心。
価格を抑えつつ最新モデルを持ちたい人
AirやProは魅力的ですが、価格が10万円を超えると手が出しづらいですよね。
その点、第11世代なら7〜8万円台から購入可能。性能も十分で「背伸びしすぎない最新モデル」としてちょうどいい存在です。
結衣:「そうかぁ、第11世代なら無理なく買えそうだし、長く使えるのも安心だね」
陽菜:「うん、結衣姉ちゃんの使い方には一番合ってると思う」
よくある質問Q&A(第11世代の疑問を解消)
iPad第11世代に興味はあるけど、細かい部分で「これってどうなの?」と思うことは多いですよね。
ここでは、結衣の疑問にひろとと陽菜が答える形で、よくある質問をまとめました。

陽菜は質問担当になってどきどき。
Q1:第10世代と第11世代、どっちを買ったほうがいい?
結衣:「型落ちの第10世代も安いって聞いたけど、どう違うの?」
ひろと:「第10世代でも使えるけど、CPU性能やカメラ位置が違うんだよね」
第11世代は A16 Bionicチップ → 処理がよりスムーズ
カメラが横向きに配置されていて、ビデオ通話が自然
サポート期間も第10世代より長い
👉 価格重視なら第10世代もアリ。でも「長く安心して使いたい」なら第11世代が無難です。
Q2:Apple Pencilはどれが使えるの?
陽菜:「私は第11世代でApple Pencil(第1世代USB-C版)を使ってるよ」
結衣:「えっ、第2世代じゃないの?」
そうなんです。第11世代は Apple Pencil(第1世代USB-C版)対応。
第2世代は使えないので注意しましょう。
👉 手書きメモや子どものお絵描き用途なら十分活躍します。
Q3:容量はどのくらいあればいい?
結衣:「動画や写真を入れたら、すぐいっぱいにならない?」
ひろと:「64GBでも使えるけど、家族で写真や動画を共有するなら256GBの方が安心かな」
64GB:ネット、動画視聴、ちょっとしたアプリ → 軽めの使い方ならOK
256GB:子どもの写真・動画保存、アプリをたくさん使う → 余裕あり
👉 家族で長く使うなら256GBをおすすめ。
Q4:Airやminiと迷ってるけど、第11世代じゃダメ?
結衣:「でも、AirやminiだとApple Intelligenceが使えるんだよね?」
陽菜:「そうそう。でも結衣姉ちゃんの使い方なら、そこまで必要じゃないと思うよ」
Airやmini7:AI機能(Apple Intelligence)が使える、性能は高い
第11世代:AIは非対応だが、日常利用には十分
👉 AIで文章作成や画像生成を使いたい人はAir・mini7へ。
でも「家族で動画・学習・ネット」がメインなら第11世代で十分です。
Q5:買い替えのタイミングはいつがいい?
結衣:「お母さんや春子さんみたいに古いのを長く使うのもアリかな?」
ひろと:「確かに。でもサポート終了が近づくとアプリが入らなくなるんだ」
サポートが切れる直前 → セキュリティ面で不安
子どもと使うなら → 最新モデルの方が安心
👉 「古いのをまだまだ使いたい」年配世代も多いですが、結衣のように子どもと使うなら第11世代を早めに導入した方が安心です。
まとめ(結衣の気持ちとあなたへの問いかけ)
結衣は、ひろとと陽菜から話を聞き、第11世代の魅力に惹かれました。
結衣:「やっぱり最新はいいなぁ…。でも値段を聞くと、やっぱり迷っちゃうな」
陽菜:「結衣姉ちゃんの使い方なら第11世代も合うと思うけど、無理に買う必要はないよ」
ひろと:「そうそう。今ある機種でも十分楽しめるし、タイミングを見て決めてもいいんじゃない?」

結衣が颯真を抱きながら、今はiPadを買うのを保留にしようという決心
結衣は少し笑って、うなずきました。
👉 第11世代は魅力的だけれど、すぐに答えを出す必要はない。そんな気持ちで話を締めくくりました。
ナレーション(読者への提案)
iPadを選ぶとき、誰もが「新しいものに惹かれる気持ち」と「家計や使い方を考える気持ち」の間で揺れます。
結衣もまさにその途中。
もしあなたも同じように迷っているなら、
どのくらい長く使いたいか
家族でどう活用したいか
予算の中で無理はないか
を整理してみるのがおすすめです。
👉 今すぐ決めなくても大丈夫。結衣のように「少し考えてみる」時間も、後悔しない選び方につながります。
👉 2台持つ便利な使い方もあり。こちらで紹介

またねー。