はるちゃんiPad第6世代ユーザーの楽しみとは
ある日の午後。
「ひろと君、最近またiPadのこと調べてるんでしょ?」と陽菜がコーヒーを飲みながら笑った。
ひろとは少し照れながらうなずいた。「そうなんだ。第10世代と第9世代を持ってるけど、Proも気になるし、Airも気になるし…迷いすぎてるよ。」
そんな会話の中で、ふと二人はこの前おばあちゃんと話したことを思い出した。
「そういえば、おばあちゃんが“春子さんは第6世代をまだ楽しんでる”って言ってたね。」
陽菜が思い出したように言うと、ひろとも笑ってうなずいた。
「そうそう。お花の写真を見たり、レシピを調べたり…古くても工夫次第でまだ十分に使えるって言ってたな。」
――サポートが切れたiPad第6世代。
本当にまだ楽しめるのだろうか?
今回は、はるちゃん(春子さん)の使い方をヒントに、「サポート切れでも暮らしで活かせる方法」を探っていくことにした。

サポートが切れたiPad第6世代。
本当にまだ楽しめるのだろうか?と思っている陽菜とひろと。
目次
iPad第6世代はもう古い?サポート終了の現実
iPad第6世代(2018年発売)は、すでにiPadOSアップデートの対象外となり「サポート切れ」の状態です。
つまり、今後は新しいセキュリティ更新が届かず、一部のアプリが使えなくなるリスクがあります。
👉 詳しい終了時期や背景については、こちらの記事でまとめています → iPad第6世代のサポート終了時期と買い替え判断ポイント
ただし、サポートが切れたからといって、すぐに使えなくなるわけではありません。
Safariで調べものをしたり、YouTubeを観たり、LINEでやりとりをする程度なら、まだまだ現役で動いてくれるのです。

はるちゃんがキッチンでiPad第6世代を使って、料理のレシピを確認。
☕ 春子さんに聞いてみた
ある日の午後、ひろとと陽菜は春子さん(はるちゃん)の家を訪ねました。庭には色とりどりの花が咲き、春子さんは麦わら帽子をかぶりながら笑顔で迎えてくれました。
「春子さん、このiPad第6世代、もうサポートが切れてるって聞いたんですけど…実際どうですか?」とひろとが切り出しました。
春子さんはにっこりしながら画面をタップして見せてくれました。
「うん、確かにもう古いんだけどね。私はね、この花図鑑アプリをよく使うのよ。庭に咲いてる花の名前を調べたり、育て方を確認したりするのに十分なの。」
「へぇ〜、いいですね!」と陽菜が目を輝かせます。
「そうそう。それにレシピ検索もよくやるの。夕飯のおかずが思いつかない時に“簡単 煮物”って入れれば色々出てくるでしょ? 画面が大きいから見やすくて便利なのよ。」
ひろとは「サポートが切れてても、使い方次第でこんなに役立つんですね」と感心しました。
春子さんは笑いながら、「私は銀行のアプリとか、ちょっと大事なことはスマホでやるの。iPadは“見る用”“楽しむ用”にしておけば安心なのよ」とアドバイスしてくれました。

iPad第6世代を使って生活を楽しんでいるはるちゃん
✅ サポート終了のリスクと工夫
春子さんの話からも分かるように、iPad第6世代は「できること」と「控えたほうがいいこと」を切り分けて使えば、まだまだ現役で楽しめます。
🌸 使いやすいこと:動画視聴、読書、レシピ、写真、LINEなど
⚠️ 注意が必要なこと:銀行・証券アプリ、クレジット決済、最新の3Dゲームなど
つまり「暮らしの道具」として割り切れば、十分に価値があるんですね。
👉 詳しい終了時期や背景については、以前の記事
「iPad第6世代はサポート終了?いつまで使えるかと買い替え前の判断ポイント」
で詳しく書いていますので、あわせてチェックしてみてください。
はるちゃんとの会話
春子さんの言葉に、ひろとも陽菜もすっかり安心したようでした。
「工夫すれば、古くてもまだまだ楽しめるんだね。」と陽菜が微笑むと、春子さんは少し照れくさそうに笑いました。
そこで改めて、ひろとが聞きました。
「はるちゃんは普段、どんなふうにiPadを使ってるんですか?」
春子さんは「そうねぇ」と言いながら、指で画面をなぞりました。
「私はね、毎日の暮らしの中で“ちょっと便利な相棒”として使ってるのよ。たとえば──」
はるちゃんの使い方|サポート切れでも楽しめる工夫
ひろとの近所に住む春子さん(はるちゃん)は、70代の園芸好きな女性。
麦わら帽子をかぶり、庭に出て花を育てるのが毎日の楽しみです。
そんなはるちゃんが手放せないのが、iPad第6世代。
「この子は古いけどね、花図鑑アプリを見るには十分なのよ」と笑います。

はるちゃんがiPad第6世代で、植物図解アプリをチェック。
🌸 1. 朝のルーティン|花図鑑で庭を観察
「朝起きたらまず庭に出て、今日はどの花が咲きそうか眺めるの。そこで気になったら、このiPadで花図鑑を開くのよ。」
はるちゃんにとって、iPad第6世代はまるで“植物日記”のような存在。
大きな画面で写真を見比べながら、花の名前や育て方を確認する時間は、毎日の楽しみになっています。
➡ 園芸アプリやブラウザ検索は、多少古いiPadでも十分動作します。最新機能がなくても「花を調べる」という目的にはまったく支障がありません。
🍳 2. 料理のおとも|レシピ検索とYouTube
夕飯作りのときは、キッチンにiPadを立てかけて、レシピや料理動画を表示。
「“簡単 煮物”って検索すると、写真付きでレシピが出てくるでしょ? 画面が大きいから手元でも見やすいのよ。」
はるちゃんにとってiPadは、キッチンタイマー代わりでもあり、動画付き料理本でもあります。
「スマホだと画面が小さいけど、iPadなら材料や分量も一目でわかるの」と嬉しそうに話してくれました。

孫とLINEでビデオ通話する春子さん
👨👩👧 3. 家族とのつながり|LINEとビデオ通話
「孫に写真を送ったり、ビデオ通話をするのもiPadの役割ね。画面が大きいから、孫の顔がよく見えるのよ。」
サポート切れでもLINEや通話はまだまだ利用可能。
むしろ大画面のiPadだからこそ、年齢を重ねた目にもやさしく、会話がはずむのです。
➡ セキュリティの観点から「銀行アプリ」や「クレジット決済」には向きませんが、家族とのやり取りに使う分には十分役立ちます。
📚 4. 趣味の時間|写真・読書・メモ
はるちゃんは、庭の花を撮影してアルバム代わりに保存しています。
また、iPadに入れた電子書籍を眺めたり、レシピのメモを手書きで残したりもしています。
「古いって言われても、私にとっては“思い出箱”みたいなものなの。」
➡ iPad第6世代はApple Pencil(第1世代)に対応しているので、ちょっとしたメモやスケッチも可能です。
⚠️ 5. 気をつけていること|安全に使う工夫
「私はね、大事なことはスマホでするの。iPadは“見る用”“楽しむ用”にしてるのよ。」
春子さんはこう話してくれました。
最新のアプリやセキュリティ更新が受けられない以上、金銭のやり取りや個人情報を扱う作業は控えています。
➡ サポート切れiPadの鉄則
銀行・証券アプリやオンライン決済は避ける
公共Wi-Fiでの利用は控える
家族用や趣味用など、役割を限定する
🌼 まとめ|“暮らしの相棒”としての第6世代
サポートが切れたiPad第6世代も、春子さんの手にかかればまだまだ現役。
花図鑑、レシピ動画、LINEでの交流――。
「難しいことはスマホに任せて、iPadは楽しいこと専用にする」という割り切りが、安心して長く付き合うコツです。
はるちゃんの使い方を見て、ひろとも陽菜も「工夫次第でまだまだ楽しめるね」と大きくうなずいていました。
iPad第6世代で「まだできること」「できなくなること」

春子さんの庭で3人が会話
春子さんの話を聞いて、ひろとと陽菜は改めて「サポート切れiPadの現実」を整理することにしました。
✅ まだできること
「はるちゃん、普段どんなことに使ってるんですか?」と陽菜がたずねると、
春子さんはにっこり笑って答えました。
Safariでのウェブ検索
「レシピや園芸のことは、検索すればすぐ出てくるのよ。画面が大きいから読みやすいの。」YouTubeや動画配信サービス
「料理動画や旅行番組を観るのが好き。動きもまだスムーズよ。」LINEでのやりとり
「孫に写真を送ったり、ビデオ通話したり。LINEは今でもちゃんと動くから助かってるの。」写真やアルバム整理
「庭の花を撮って保存するの。小さなアルバムみたいで楽しいわ。」電子書籍やPDF閲覧
「趣味の園芸雑誌を電子版で読むときも便利なの。」
ひろとも感心しながらうなずきます。
「なるほど。確かに、生活に使うには十分ですね。」
⚠️ できなくなること・注意が必要なこと
ただ、サポートが切れたからこそ注意が必要な場面もあります。
「実はね、銀行のアプリは新しいのに変えてって表示されて、もう入れられないのよ」と春子さん。
最新のiPadOS機能は使えない
画面分割の新しい工夫やウィジェット強化などは非対応。一部のアプリが非対応に
銀行や証券系アプリは特に早く利用できなくなるケースが多い。最新ゲームは動かない
「孫が遊んでる3Dゲームは、カクカクしちゃってダメね」と苦笑い。セキュリティリスク
アップデートが来ないので、パスワード入力やカード決済には不安が残ります。
「なるほど…」と陽菜が眉をひそめました。
「だからこそ“見る用”“楽しむ用”に限定してるんですね。」
春子さんは笑顔でうなずきました。
「そうそう。使い方を分ければ、まだまだ暮らしの相棒になるわ。」
👉 こうして「まだできること」と「注意が必要なこと」を整理してみると、
第6世代iPadの役割がはっきりしますね。
👉 ちなみに、iPad第7世代のサポート終了についても近づいています。詳しくはこちらでチェックしてみてください。→ iPad第7世代はいつまで使える?サポート終了目前にやるべき準備まとめ
iPad第6世代を安心して使うコツ

はるちゃんの話をきく陽菜とひろと
春子さんの話を聞いたひろとと陽菜は、「なるほど、割り切って使えばまだまだいけるんだ」と納得しました。
ただ同時に、「でもセキュリティとか大丈夫かな?」という不安も浮かんできます。
☕ 会話から見える“安心の工夫”
「春子さん、サポートが切れてても不安はないですか?」と陽菜が心配そうに聞きました。
春子さんは首を横に振ってにっこり。
「ううん、大事なことはスマホでやるから安心よ。iPadは“見る用・楽しむ用”。使う役割を分けてるの。」
ひろとも感心してうなずきます。
「なるほど。端末の役割を分けておけば、リスクを減らせるんですね。」
🌸 はるちゃん流・安心して使うポイント
Wi-Fi専用にして使う
「外ではあまり使わないの。家のWi-Fiだけで十分よ。これなら通信の心配も少ないでしょ?」Apple IDやパスワード管理はスマホで
「IDの変更や買い物はぜんぶスマホ。iPadでは触らないようにしてるの。」動画・本・レシピ専用にする
「iPadは趣味と生活の道具。大切なお金のことや買い物は全部スマホにまかせてるのよ。」LINEは写真と通話だけに絞る
「決済やログインはしないで、孫とのやりとりだけ。これなら安心して使えるでしょ?」

春子さんがiPadを持ちながら花を見つめている。陽菜がにっこりとそれを見ている。
💡 ひろと&陽菜の気づき
「なるほど!」と陽菜は声をあげました。
「そうやって“安心のルール”を決めれば、古いiPadでも不安なく楽しめるんですね。」
ひろとも笑って付け加えます。
「最新じゃなくても、工夫ひとつで暮らしの中ではまだまだ役立つんだな。」
春子さんは少し照れながら、庭の花を見つめました。
「この子(iPad第6世代)も、私にとってはまだ大事な相棒なのよ。」
👉 こんなふうに、使い方と役割を決めるだけで“サポート切れiPad”は安心して楽しめる道具になります。
👉 古いiPadを“見る専用”にするなら、複数台持ちの工夫も役立ちます → iPadを2台持ちして別々に使う方法
Q&A|iPad第6世代はいつ買い替えを考えるべき?

はるちゃんにひろとと陽菜が質問
❓Q1. サポートが切れたら、すぐに買い替えるべき?
「春子さんみたいに工夫すれば、まだ使えるんだね。」と陽菜。
春子さんはうなずきます。
「そうそう。急いで手放さなくても大丈夫。ただね、アプリが入らなくなったり、動きが重くなって“楽しめなくなった時”が、私にとっての買い替え時かな。」
❓Q2. セキュリティは大丈夫?
「そこが心配なのよね…」と幸子さん(ひろとのおばあちゃん)がぽつり。
すると春子さんが笑顔で答えました。
「私は大事なことはスマホだけに任せてるの。iPadは趣味と便利さ専用。そうすれば安心よ。」
ひろとが補足します。
「確かに、銀行や買い物系のアプリを使わないなら大きなリスクは避けられますね。」
❓Q3. どんなサインが買い替えの目安?
ひろとが「じゃあ実際に“そろそろ限界かな”って分かるのはどんな時ですか?」と尋ねました。
春子さんは指を折りながら答えます。
アプリがインストールできなくなった
動作が遅くてイライラするようになった
バッテリーの減りが早すぎる
家族とのやりとり(LINEやビデオ通話)が不安定になる
「このどれかが気になるようになったら、新しい子を迎えるタイミングかもしれないわね。」
幸子さんも頷きました。
「なるほどねぇ。私の第7世代も、そのうち同じことになるのかもしれないね。でも春子さんの工夫を聞いたら、すぐには焦らなくてもいいって思えたよ。」

iPad第7世代のサポートが切れそうなので心配な幸子おばあちゃん
❓Q4. 新しいiPadにするなら、どんな選び方がいい?
陽菜が最後に尋ねました。
「もし買い替えるなら、どんなiPadを選ぶのがいいんでしょう?」
ひろとが答えます。
「使い方次第ですね。大画面で見やすさ重視ならAirやPro、小さくて軽いのがよければmini。ネットや動画中心なら無印の最新モデルでも十分です。」
春子さんは笑いました。
「私は次も“暮らしの相棒”になる子を選ぶつもりよ。」
👉 こうして、はるちゃんと幸子さんの会話を交えながら見ると、
「買い替えは“すぐではなく、使えなくなるサインが出たら”」という安心感を持ちながら判断できることが分かります。
👉 もし買い替えを考えるなら、“AirやProの中古”も選択肢になります → iPad Proのおすすめモデル比較
まとめ|サポート切れでも“相棒”として楽しめる

iPad第6世代を相棒のように思っているはるちゃん
春子さんの言葉からわかるように、iPad第6世代はサポートが終了していても「使い方を工夫すれば」まだまだ暮らしの相棒として活躍します。
🌸 できること:動画視聴、レシピ検索、写真整理、LINEでのやりとりなど
⚠️ 気をつけたいこと:銀行アプリや決済、最新のゲームや仕事のアプリ
役割を決めて「楽しむ用」と割り切るだけで、不安はぐっと減り、むしろ日々の生活を豊かにしてくれる存在になるのです。
☕ おばあちゃんも納得
「はるちゃんの話を聞いて安心したわ。私のiPad第7世代も、同じように楽しめそうね。」と幸子さん(ひろとのおばあちゃん)は微笑みました。
陽菜もにっこりしながらうなずきます。
「最新じゃなくても、こうして暮らしに合わせて使えば、まだまだ役立ちますね。」
ひろとは二人を見て笑いました。
「iPadは“道具”だから、性能よりも“どう付き合うか”が大事なんだな。」
春子さんは少し照れながらも、庭の花を見上げて言いました。
「古いからこそ、無理せず気楽に楽しめるのよ。この子(iPad第6世代)も、まだまだ私の相棒だからね。」
👉 サポートが切れたiPadを持っている方も、ぜひ「どう使うか」を工夫してみてください。
きっとあなたの暮らしに寄り添う“一台”として、まだまだ役立ってくれるはずです。
👉 次に読まれている記事はこちら → iPad第8世代はまだ使える?

ありがとう。