ひろとと陽菜、歴代モデルを振り返る週末
「結局、第6世代を買うかはもう少し考えたいな…」と話し合ったひろとと陽菜。2人は週末にカフェへ寄り、初代から最新のM4搭載モデルまでの歴代iPad Proを振り返ることにしました。
この記事では、iPad Proの全世代(初代~M4搭載の第7世代)を、特徴・チップ・発売年・ディスプレイなどの観点から比較し、モデルごとの進化をわかりやすく整理します。さらに、12.9インチモデルと11インチモデルの対応世代の関係やサイズ別の違い、価格変動の傾向や中古市場の狙い目についても触れます。
目次
iPad Pro 第1世代(2015年)|初代Proの誕生

2人が「懐かしいね」と微笑みながら、12.9インチと9.7インチの初代iPad Proを眺めている
- 発売年:2015年 
- チップ:A9X 
- ディスプレイサイズ:12.9インチのみ 
- 特徴:初めてApple Pencil(第1世代)に対応したiPad。 
- Smart Keyboardにも対応し、「タブレットでPCライクな作業」という概念が登場。 
ひろと:「この頃はまだ12.9インチしかなくて、すごく大きい印象だったよね」 陽菜:「それにApple Pencilが使えるってだけで話題になってたんだよね」
さらに、2016年には9.7インチのiPad Proが追加発売されました。この9.7インチモデルは第1世代の派生版として位置付けられ、12.9インチモデルとほぼ同等の性能を持ちながら、より持ち運びやすいサイズで人気を集めました。
ひろと:「9.7インチが出たことで、ようやく日常使いしやすいサイズが選べるようになったんだよね」
陽菜:「そうそう!小さいのに性能はしっかりProっていうのが魅力だったよね」
iPad Pro 第2世代(2017年)

2人が「進化してるね」と感心した様子で、12.9インチと10.5インチのiPad Pro(第2世代)を手に取って比較している
- 発売年:2017年6月 
- チップ:A10X Fusion 
- ディスプレイサイズ:10.5インチと12.9インチ 
- 特徴:ProMotion(120Hz)対応で、ペンの追従性が大幅に改善。 
陽菜:「10.5インチのサイズ感、持ち運びが良くなったって当時話題だったね」
ひろと:「電車やカフェで使うなら、この10.5インチはちょうどよかったな」
iPad Pro 第3世代(2018年)

ひろとが ベゼルレスの11インチ iPad Pro(第3世代) を手に取り、「デザイン変わったね!」と驚いている。陽菜は12.9インチモデルを見ながら微笑んでいる。
- 発売年:2018年11月 
- チップ:A12X Bionic 
- ディスプレイサイズ:11インチと12.9インチ 
- 特徴:ホームボタン廃止、Face ID搭載。 
- USB-C端子採用で周辺機器との接続性が飛躍的に向上。 
ひろと:「第3世代からデザインが今のProっぽくなったんだよね」 
陽菜:「USB-Cで外付けSSDとか繋げるのは便利そう」
iPad Pro 第4世代(2020年)

ひろとが LiDARスキャナ付きの12.9インチ iPad Pro(第4世代) を手に持ち、ARアプリを試す仕草。陽菜は11インチモデルを見ながら感心している。
- 発売年:2020年3月 
- チップ:A12Z Bionic 
- ディスプレイ:11インチ(第2世代)、12.9インチ(第4世代) 
- 特徴:LiDARスキャナ搭載でAR機能が進化。 
- Magic Keyboard対応でトラックパッド操作が可能に。 
陽菜:「LiDARって、家具の配置とかAR測定アプリで役立つって聞いたことあるよ」 
ひろと:「仕事で3D測定する人にはすごい武器かも」
➡ 関連: iPad Pro中古は買い?第3世代・第4世代・第5世代をわかりやすく比較【2025年版】
iPad Pro 第5世代(2021年)

12.9インチ iPad Pro(第5世代)をひろとが手にして Mini LEDの美しい画面 を見せるように角度を変えている。陽菜が「すごくきれい!」と目を輝かせて覗き込む。
- 発売年:2021年5月 
- チップ:M1 
- ディスプレイ:11インチ(第3世代)、12.9インチ(第5世代) 
- 特徴:M1チップによりMac並みのパフォーマンス。 
- 12.9インチモデルはLiquid Retina XDRディスプレイを初採用。 
ひろと:「XDRディスプレイって映画みたいな映像だって評判だったね」
陽菜:「HDR動画の再生がすごくキレイだった」
iPad Pro 第6世代(2022年)

ひろとが M2チップ搭載 iPad Pro(第6世代) を手に持ち、Apple Pencilの「ホバー機能」を試すように空中で動かしている。陽菜は「へえ!」と驚きながらその様子を見ている。
- 発売年:2022年10月 
- チップ:M2 
- ディスプレイ:12.9インチ(第6世代)、11インチ(第4世代) 
- 特徴:Apple Pencilホバー機能対応。 
- Wi-Fi 6E対応で通信性能も強化。 
陽菜:「ホバー機能って、ポインタが見えるのが地味に便利だったよね」
➡ 関連: iPad Pro 2022年モデル(第6世代)は今でも買い?第5世代との違いを解説
iPad Pro 第7世代(2024年)|M4搭載モデル

ひろとが 13インチ iPad Pro(第7世代) を持ち、「画面が大きい!」と感心している表情。陽菜は11インチモデルを手にしながら「どっちがいいかな?」と悩む。
- 発売年:2024年5月 
- チップ:M4(3nmプロセス) 
- ディスプレイ:11インチと13インチ(新サイズ) 
- 特徴:OLED(Ultra Retina XDR)採用で画質・コントラストが劇的進化。 
- Apple Intelligence対応。 
➡ 詳しくはこちら:iPad Pro M4は買うべき?Air・無印との違いと最新モデル比較【Apple Intelligence対応】
ひろと:「ついに13インチが登場か!動画編集したら迫力あるだろうな」 
陽菜:「OLEDの黒って本当に深い色合いだから、映像見るだけでもワクワクしそう」
歴代iPad Proの世代・チップ・サイズ比較

大きなホワイトボードに 歴代iPad Proの世代・チップ・サイズ比較表 が表示され、ひろとがペンで表を指し示している。陽菜は「なるほど!」と頷きながらノートをとる。
歴代iPad Proの世代・チップ・サイズ比較
| 世代 | 発売年 | チップ | サイズ | 
|---|---|---|---|
| 第1世代 | 2015年 | A9X | 12.9インチ | 
| 第1世代追加モデル | 2016年 | A9X | 9.7インチ | 
| 第2世代 | 2017年 | A10X | 12.9インチ / 10.5インチ | 
| 第3世代 | 2018年 | A12X | 12.9インチ / 11インチ | 
| 第4世代 | 2020年 | A12Z | 12.9インチ / 11インチ | 
| 第5世代 | 2021年 | M1 | 12.9インチ/ 11インチ | 
| 第6世代 | 2022年 | M2 | 12.9インチ/ 11インチ | 
| 第7世代(AppleではM4) | 2024年 | M4 | 13インチ / 11インチ | 
サイズ別対応世代一覧(12.9インチと11インチ)
| 12.9インチモデル | 対応する11インチモデル | 発売年 | チップ | 
|---|---|---|---|
| 第3世代 | 第1世代 | 2018 | A12X | 
| 第4世代 | 第2世代 | 2020 | A12Z | 
| 第5世代 | 第3世代 | 2021 | M1 | 
| 第6世代 | 第4世代 | 2022 | M2 | 
| M4(第7世代とも呼ばれる)(新13インチ) | M4 | 2024 | M4 | 
ポイント: チップや基本性能はほぼ同じですが、12.9インチは第5世代以降にミニLED搭載(XDRディスプレイ)で、映像表示の美しさに差があります。
価格変動の傾向と中古市場の狙い目

ひろとが 価格グラフ(矢印が上下しているシンプルなグラフ) を指差しながら「中古は狙い目だね」と話している。
陽菜は「確かに安くなってる」と笑顔で納得している。
iPad Proは新モデル登場時に旧モデルの価格が大きく下がる傾向があります。特にMシリーズ搭載前のモデル(A12X/A12Z搭載機種)は中古市場で手頃な価格となっており、ネット閲覧や軽い動画編集なら十分に使えます。
中古価格帯の目安(2025年時点)
- 第4世代(A12Z):おおよそ5万~7万円前後(状態やストレージ容量により変動)。 
- 第5世代(M1):7万~9万円前後。 
- 第6世代(M2):9万~11万円前後(新品価格の値下がりとともに中古市場も下落中)。 
中古で狙い目の世代例:
- 第4世代(A12Z):コスパ重視で、現役の性能。 
- 第5世代(M1):中古でも人気。最新OSサポートが長く続く見込み。 
- 第6世代(M2):Apple Pencilホバー対応でイラスト用途に最適。 
➡ 参考: iPad Pro中古は買い?第3世代・第4世代・第5世代をわかりやすく比較【2025年版】
ひろと:「M2搭載の第6世代も中古なら値下がり始めてるみたいだね」
陽菜:「第5世代と比べて少しの差なら、安く買える方がいいかな」
サイズ選びのコツと使用シーン別おすすめ

ひろとが 11インチと12.9インチのiPad Pro を両手に持ち、重さやサイズを比較している。
陽菜は「どっちが良いかな?」と考えている。
ひろと:「持ち歩きやすいのはやっぱり11インチかな。重さも軽いしカフェでの作業にちょうどいい」
陽菜:「そうだね。でも12.9インチや13インチだと動画編集やイラスト描きが断然やりやすそう。画面が大きいと資料も2分割しやすいよ」
【11インチが向いている人】
- 外出先や電車で使うことが多い人 
- 軽さ・コンパクトさを優先したい人 
- メモやネット閲覧、ビジネス資料を軽快に操作したい人 
【12.9/13インチが向いている人】
- 動画編集、イラスト制作、写真レタッチなどクリエイティブ作業を重視 
- ノートPCの代わりに本格的に使いたい 
- 大画面でマルチタスクをしたい 
陽菜:「11インチは女性でも片手で持ちやすいし、ソファでゴロゴロしながら使うならこっちかな」 
ひろと:「逆にデスクで本気作業するなら12.9インチ以上が良さそう。Magic Keyboardと組み合わせればノートPCっぽくなる」
Q&A:歴代モデルのよくある疑問

ひろとが iPadの背面を指しながら「ここがモデル番号だよ」 と説明。
陽菜「へえ、そうなんだ」。
Q:今から買うならどの世代が良い?
→ 長期サポート重視なら第7世代(M4)。コスパを求めるなら第5・第6世代も狙い目です。
Q:11インチと12.9インチで迷うなら?
→ 持ち運び重視は11インチ、映像制作や大画面作業は12.9インチ以上がおすすめ。
➡ 関連: iPad Proは11インチと13インチ、どっちが正解?最新モデルをサイズ・性能・価格で比較
Q:中古で狙うならどの世代?
→ M1搭載の第5世代が狙い目。価格と性能のバランスが良く、長く使える。
まとめ|ひろとと陽菜、次回はどうする?

ひろとが「次はどれにしようか?」という表情で微笑み、陽菜が「まだ悩むね」と笑顔で頷いている。
ひろと:「こうやって比べると、やっぱりM1以降のモデルが魅力的だね」
陽菜:「私はサイズ選びが一番迷うかも。11インチは軽いし、12.9インチは大画面…」
ひろと:「次はM4モデルの詳細をもっと調べたいね。Airとの違いも気になるし」
陽菜:「そういえば、M4とAirの比較記事も出てるよね?それも見て決めたいな」
あなたはどの世代のiPad Proが気になりますか? ➡ 参考: iPad Pro M4は買うべき?Air・無印との違いと最新モデル比較【Apple Intelligence対応】
次回は、歴代Proを見た上で「今選ぶならどれがベスト?」を2人でさらに深掘りしています。
参考👉: Apple公式 iPad Pro製品情報




 
  
  
  
  
  
  
  
 









