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機内モードにすると何ができなくなる?
スマートフォンの「機内モード」は、飛行機に乗るとき以外にもバッテリー節約や集中したい時に役立つ機能ですが、思わぬ落とし穴があることをご存じでしょうか?
実際に筆者は、機内モードのままスマホ決済をしようとして困った経験があります。本記事では、機内モードの意外なデメリットや活用法、注意点を体験談を交えて解説します。
機内モードの基本機能
機内モードをオンにすると、以下の通信機能がオフになります。
- モバイルデータ通信(4G/5G)
- 音声通話・SMS
- Wi-Fi(手動で再オン可能)
- Bluetooth(手動で再オン可能)
そのため、機内モードをオンにしていると、基本的にスマホは「通信ができない状態」になります。
機内モードの基本はこちらをご覧ください ➡ 機内モードとは?基本設定と使い方を分かりやすく解説!
機内モードのメリット・デメリット
メリット
✅ バッテリー消費が減る → 通信をオフにすることで、スマホの消費電力が抑えられる。
✅ 電波干渉を防ぐ → 飛行機・病院・電車内など、電波干渉が気になる場所で活躍。
✅ 勉強や作業に集中できる → 電話や通知が来ないので、作業や睡眠の邪魔にならない。
デメリット
❌ スマホ決済が使えない → Suica・PayPay・Rakuten PayなどのQRコード決済やモバイル決済ができない。
❌ 緊急連絡が取れない → 電話が使えず、災害時の連絡手段が断たれるリスク。
❌ 一部のアプリが正常に動作しない → GPSを使うナビアプリや、一部の認証アプリが動作しないことがある。
体験談:スマホ決済が使えず慌てた!
ある日、バッテリー節約のために機内モードをオンにしたままコンビニへ。レジで「Rakuten Payで!」とスマホをかざすと……あれ?支払いができない!
機内モードではモバイル通信が切れるため、QRコード決済やモバイルSuicaが動作しないのです。しかし私はWi-Fiをオンにしていたため、「なぜ使えないんだろう?」と戸惑いました。
しかも、スマホ画面にはRakuten Payのバーコードがしっかり表示されていた ため、店員さんも「なぜ決済できないの?」と不思議そうにしていました。
店員さんが私のスマホ画面を見て「あ、機内モードになっていますね!」と気づき、「機内モードを解除してみてもらえますか?」と言われました。解除すると……通信が再開され、数秒後に無事決済ができました。
この経験から、Wi-FiをオンにしていてもQRコード決済が必ずしも機能しないことを実感しました。
こんなトラブルを防ぐには?
✅ スマホ決済を使うときは機内モードを解除する
✅ Wi-Fiに接続しているか確認(一部の決済アプリはWi-Fiでも動作)
✅ 念のため現金やICカードも持っておく
機内モードの意外な使い方
機内モードには、思わぬ便利な使い方もあります。
1. 充電を早める
機内モードをオンにすると、余計な通信がカットされるため、充電がスムーズになります。
2. 電波の悪い場所で再接続する
圏外から電波を拾い直すとき、一度機内モードをオン・オフすると、通信がリフレッシュされることがあります。
3. 海外でのデータローミング防止
海外旅行中に誤って高額な通信料が発生しないよう、機内モードをオンにすることでローミングを防げます。
まとめ:機内モードの活用は慎重に!
機内モードはバッテリー節約や集中力アップに便利な機能ですが、オンにしたままではスマホ決済や通話が使えなくなるデメリットもあります。
日常生活で使う場合は、以下のポイントに注意しましょう。
✅ スマホ決済を使うときは機内モードを解除
✅ Wi-Fiがないとインターネットが使えない
✅ 緊急連絡の手段を確保する
これらのポイントを押さえて、機内モードを賢く活用してください!
