iPhone SE3はまだ買うべき?XRからの乗り換えで失敗しない選び方【2025】

iPhone SE3はまだ買うべき?XRからの乗り換えで失敗しない選び方【2025】

小さな午後、XRの電池が切れた

「……あ、電池、もう10%か」

休日の午後。
さとしはソファの上で、笑顔で積み木を並べる2歳の娘・芽依を撮っていた。
しかし数枚撮ったところで、iPhone XRのバッテリー残量が赤く点滅した。

「またか……最近ほんと減りが早いな」

窓際でiPhone XRを構えるさとしと積み木で遊ぶ芽依。

XRで娘の姿を撮る休日の一コマ。バッテリー持ちやiOS 26非対応の現実を踏まえ、次の一台を考えるきっかけに。

テーブルの上には、いつもより早く繋いだ充電ケーブル。
XRを使い続けて6年目。iOS26でサポート対象外になることはもう知っている。
それでも「あと少し頑張ってくれ」と、手に馴染む感覚を惜しんでいた。

そんなさとしの隣に、ひろとがコーヒーを片手に座った。

「まだXR使ってたんだ。確かに思い入れあるよね。でもさ、バッテリーも厳しいでしょ?」
「うん……動画撮るとすぐ減る。SE3どうかなって、ちょっと気になってる」

陽菜が笑って加わる。
「この前、SE2は候補から外したんだっけ?確か“中身が古い”って話してたよね」
「そうそう。SE3はA15チップで、iPhone13と同じ世代なんだよね?」
「うん。実は“地味に優秀”って言われてる」ひろとが笑う。

芽依が積み木をカラカラと倒す音がして、三人の会話がふっと和んだ。倒れた積み木を直す芽依を見て、さとしは笑った。「たしかに、“迷わず使える”って大事だね。」――それなら、SE3のどこが日常に効くのかを、次で一つずつ確かめよう。

📝 XRサポート記事:XRはいつまで使える?も参考になります。

SE3の“地味に優秀”ポイント

iPhone SE3を片手操作しホームボタンに親指を添える手元

片手で届くサイズとTouch IDの組み合わせ。改札やレジでも素早く決済できるのがSE3の強み。

ポイント
SE3は4.7インチ・約144g前後。親指リーチがしやすく、人混みや電車内でも片手で完結しやすいサイズ。Touch ID(物理ホームボタン)により、マスク・手袋環境でも一発でロック解除→決済が続けて決まるのが最大の体感メリット。

ひとコマ
ひろと「“指が迷わない”のって、地味だけど効くんだよね。」
陽菜「改札前でモタモタしないのが好き。指を置けばスッと通れる。」
さとし「抱っこしながらでも片手で済むの、ありがたい。」

ひとことTIP
Apple Pay(Suica/iD/QUICPay)はTouch IDと相性◎。駅→レジの連続動作が短くなる。

中身はしっかり A15 Bionic(“13世代”の余力)

まなみは、SE3は A15 Bionicだねと見つめている

まなみは、SE3は A15 Bionicだねと見つめている

ポイント
SoCはA15 Bionic。アプリの起動・切替、写真処理、音声認識のレスポンスが軽快で、SNS・地図・キャッシュレス・家族動画の編集など日常用途は余裕。長く“快適”でいられる基礎体力

ひとコマ
さとし「小さくても“中身13”って心強い。」
まなみ「だから“型は昔っぽいけど使い心地は今”って評価になるんだよね。」
陽菜「動画のトリミングも思ったよりサクッと終わるよ。」

ひとことTIP
重い3Dゲームや超長尺動画は発熱・電池消費が上がるので“やる日だけ対策”(休憩・冷却・電源)でOK。

ディスプレイは小さいけれど、“文字は読める”を整えやすい

設定の文字サイズと表示拡大アイコンを指さす陽菜と頷くさとし

SE3は小さめ画面でも“読みやすさ”を整えやすい。文字サイズと表示拡大をセットで最適化。

ポイント
4.7″ LCDで一覧性は控えめ。ただし[設定 → 画面表示と明るさ → 文字サイズ]や[表示(拡大)]の調整で読みやすさをキープできる。片手操作と可読性のバランスが取りやすいのがSE設計の持ち味。

ひとコマ
さとし「ニュースや銀行アプリは文字大きめ設定で十分読めるね。」
ひろと「“拡大表示+太字”まで入れると、視認性はグッと上がるよ。」

ひとことTIP
SafariのAAボタンでサイト別に文字拡大を固定しておくと、毎回の拡大操作が不要。

カメラ:日中は十分キレイ/夜景は割り切り

昼の公園ショットと室内の薄暗い比較サムネイル

日中は十分キレイ、夜景は割り切り。使いどころを理解すれば満足度は高い。

ポイント
12MP広角+OIS。日中・屋外のHDRは充分に映える。ポートレートや4K60動画も実用範囲。一方でナイトモード非搭載のため、暗所・夜景は上位機に及ばず。“家族の昼の思い出を残す”用途なら必要十分

ひとコマ
陽菜「昼間の公園スナップはすごくキレイ。肌色の出方も自然。」
まなみ「夜のイベントが多いなら“次回の14回”も視野、って感じかな。」
さとし「芽依の寝顔は、スタンドライトつければ十分いけそう。」

ひとことTIP
室内や逆光は露出補正(太陽マーク)を軽く下げるとディテールが出やすい。

電池:数字は控えめでも“1日を完走”しやすい

一日のタイムラインとバッテリー推移、節目で省電力ONの点線

通知整理や省電力の使いどころを押さえれば、数値以上に“1日完走”しやすい。

ポイント
公称の連続再生は最大約15時間。数値は大きくないがA15の効率で“1日1充電”に収まりやすい。動画長時間・ナビ連続使用の日は5,000mAh級の小型モバイルバッテリーで安心を足す運用が現実的。

ひとコマ
ひろと「“朝100%→帰宅30%”くらいで戻ってくる日が多いね。」
さとし「出先で動画多めのときだけバッテリー持てば十分かな。」
陽菜「“必要な日だけ足す”なら軽い本体のほうが毎日はラク。」

ひとことTIP
設定 → モバイル通信 → 5Gオート]で電池消費を最適化。普段はWi-Fi優先も有効。

QiワイヤレスOK/MagSafeは“非対応”

一日のタイムラインとバッテリー推移、節目で省電力ONの点線

通知整理や省電力の使いどころを押さえれば、数値以上に“1日完走”しやすい。

ポイント
SE3はQiワイヤレス充電に対応(最大7.5W)。一方でMagSafe(磁力固定)非対応。マグネット吸着アクセサリは基本的に使えない。置くだけ充電派なら相性は良い。

ひとコマ
まなみ「寝室は“置くだけ充電”で十分だよね。」
ひろと「車載は“置き型”を選ぶと安定するよ。吸着タイプは外れやすいから注意。」

ひとことTIP
スタンド型Qiだと通知確認がしやすい。机の視線上に置けるので在宅ワークにも◎。

5G(Sub-6)対応 × テザリングが“意外と使える”

SE3からノートPCへテザリングし作業するシーン

Sub-6の5Gとテザリングで、外出先の“ちょい作業”が意外と快適に。

ポイント
Sub-6 5Gに対応(ミリ波は非対応)。対応エリアなら地図データDLや動画視聴、アプリ更新が短時間で終わる。テザリングは会議音声の安定に効く。日常の“保険回線”として実用性が高い。

ひとコマ
さとし「保育園の連絡PDFを外で受け取る時に、読み込みが速いの助かる。」
陽菜「PCのファイル送信がギリギリの時、テザリングが命綱になるんだよね。」

ひとことTIP
月末の通信量だけは要チェック。テザリングが多い月は低容量Wi-Fiスポットも活用を。

防水・耐久・ケース互換で“暮らし耐性”が高い

キッチンで手を拭きながらSE3を持つさとしとケース互換アイコン

防水と耐久、SE2/8系のケース互換で“毎日の使いやすさ”が高いのもSE3の魅力。

ポイント
IP67で生活防水はOK。軽さ×小型は落下ダメージも相対的に小さめ。さらにiPhone 8/SE2/SE3でケース互換の製品が多く、安価で選択肢豊富=運用コストが低い。

ひとコマ
ひろと「子ども周りの“うっかり水滴”でも慌てないのがいい。」
まなみ「ホームボタン一体の保護ガラスは貼りやすいしね。」
さとし「ケースの選択肢が多いのも、親としては助かる。」

ひとことTIP
ストラップ穴つきケースにすると、抱っこ中の落下対策に効く。

ストレージは“128GBが無難”

64/128/256の選択ボックス。128GBにチェック

写真・アプリのバランスで迷ったら128GBが無難。余裕は“後悔しない”の味方。

ポイント
64GBは数年運用だと写真・動画・LINEバックアップで窮屈。128GBならiCloud併用で4〜5年視野でも安定。256GBは動画多め/オフライン音源多めの人向け。

ひとコマ
陽菜「家族写真って気づくと増えるから、128GBが安心だよ。」
ひろと「iCloud 50GB〜200GBを家族でシェアすれば、さらに余裕が出る。」

ひとことTIP
“写真の最適化”ON(設定→写真)でローカル容量を節約。原本はiCloudに。

まだ“いつまで”使える?— 寿命感のリアル

SE3の発売年2022と2025時点、iOS更新見込みレンジの帯

A15搭載のSE3は中期のiOS更新に期待。“あと数年”を安心して使える現実的な選択肢。

ポイント
2022年発売のA15世代。Appleの傾向からあと数回のメジャーiOSは期待できるレンジ。バッテリー交換を1回挟めば、“本体3〜4年+α”でまだまだ活かせる。

ひとコマ
さとし「“長く同じ形で使える”のって落ち着くよね。」
まなみ「見た目が変わらない安心感はSEの魅力だと思う。」
ひろと「結局“毎日の気楽さ”が続くのが一番の長持ちだよ。」

ひとことTIP
バッテリー最大容量80%を切ったら交換検討。蘇生コストで“もうひと伸び”。

買い方のコツ(短く要点)

新品・整備済み・中古A/B・キャリア還元へ分岐する購入フロー

まずは公式新品/整備済みを確認。条件が合えば中古A〜Bやキャリア還元も選択肢に。

ポイント

  • 新品(Apple公式)+下取り:安心・見通し良い

  • 整備済製品:出物があれば即候補(保証◯)

  • 中古A〜B/電池85%以上:店舗保証◯/ネットワーク利用制限○を確認

  • キャリア還元:縛りや短期解約ペナルティを必ず確認

ひとコマ
陽菜「“今すぐ安心”なら新品、賢くなら整備済や中古もアリだね。」
ひろと「条件が良い順に“在庫次第”だから、見つけたときが買い時って感じ。」

ひとことTIP
中古はTrue Tone有効/交換歴表記/eSIMプロファイル削除などチェックリストで事故を回避。

この章のミニまとめ

  • Touch ID×軽さで“日々の迷わなさ”が続く

  • A15で“今っぽいサクサク感”が長持ち

  • 昼の家族写真は十分、夜景は割り切り

  • Qi充電OK/MagSafe不可は運用で決める

  • 128GB推し、iOS更新は数回分の余力を期待

  • 買い方は在庫勝負:新品/整備済/中古の順で“条件が出たら早めに”

📝 SE2/SE3違い記事も参考になります

XRユーザーが感じた「サイズよりも快適」な現実

テーブルに並ぶXRとSE3を見つめるさとし(SE3がひと回り小さい)

数字以上に“取り回しの軽さ”が効く。XRからの乗り換えで感じた快適差。

手に戻る「軽さ」と取り回しやすさ

ポイント
XRは194g、SE3は約144g。50g差は数字以上に大きく、長時間片手操作したときの手の疲れや肩こり感に明確な違いが出る。ポケットや小さめバッグへの収まりも良く、“持つだけで気分が軽い”という声が多い。

ひとコマ
さとし「朝の通勤でスマホ握ってると、XRはずっしりくるね。」
陽菜「うん、あの50gの差って、毎日使うと結構効く。」
まなみ「指先の移動量も減るから、片手操作がしやすくなるんだよね。」
ひろと「“疲れないスマホ”って、実は長く使う上で大事なんだ。」

ひとことTIP
ケースも軽量シリコン or 薄型ハードタイプを選ぶと、持ち替え時の負担が減る。

ホームボタン復活の安心感

ポイント
XRではFace IDだったが、SE3ではTouch IDが復活。マスク・サングラス・逆光などで顔認証がうまくいかないストレスが消える。子どもを抱えたままの支払い・ロック解除もスムーズ。

ひとコマ
さとし「駅で顔認証が弾かれて、結局パスコード入力ってこと多かったなぁ。」
ひろと「SE3なら、ポケットから出して“指でピッ”で終わる。」
陽菜「子育て中は片手操作ができて助かるって結衣姉ちゃん言ってた。」

SE3のホームボタンを押すさとしと笑顔の芽依

指を置くだけで即解除。子どもを抱っこしていても片手で完結。

小さくても画面が見づらいわけじゃない

ポイント
SE3の4.7インチ画面は確かに小さめだが、表示拡大機能や文字サイズ調整を使えば情報量を保ちながら視認性を確保できる。通知やSNS、ニュースアプリ中心の使い方なら違和感が少ない。

ひとコマ
まなみ「SE3でもTwitterやLINEはレイアウト変わらないよ。」
陽菜「うん、むしろ“スクロールが短い”感じでテンポいい。」
さとし「老眼気味でも、文字サイズ調整すれば問題なさそうだね。」

ひとことTIP
「設定→画面表示→文字サイズ」で1〜2段階上げると、見やすさと画面内情報のバランスが取りやすい。

カメラ性能の“ちょうどよさ”

ポイント
XRと同じ12MP広角カメラを搭載するが、A15チップによる画像処理が進化。ポートレートやHDR補正の精度が上がり、逆光や青空も自然に撮れる。
一方でナイトモード非搭載なので、夜間撮影は補助光があると安定

ひとコマ
ひろと「昼間の写真はむしろXRより明るく見えるね。」
まなみ「A15の画像処理が効いてるんだよ。色のりが自然。」
さとし「芽依の写真、外遊びならこれで十分だな。」
陽菜「夜景をよく撮るなら、次のiPhone14も候補だけどね。」

昼間の公園で芽依を撮影するさとし(青空と木漏れ日)

家族写真のメインは日中が多い。SE3なら必要十分の画質でしっかり残せる。

バッテリーの“実用十分”ライン

ポイント
SE3は容量約2018mAhと小さいが、A15の省電力化で実際の持ちはXRとほぼ同等
動画やゲームを長時間使う日でなければ、朝満充電→夜帰宅まで余裕

ひとコマ
さとし「XRと比べても、体感そんなに減り早くないね。」
ひろと「そう。効率がいいから“減らない感”がある。」
陽菜「モバイルバッテリー1つで、出先も安心できるね。」

ひとことTIP
低電力モード+5Gオート設定を併用すれば、さらに2〜3時間長持ち

XRから見た「ちょっとだけ惜しい」点

ポイント

  • ベゼルが太く感じる(特に動画視聴)

  • スピーカー音量はXRより少し控えめ

  • ナイトモードなし
    ただし、これらは日常利用では“意識しなければ気にならないレベル”。

ひとコマ
まなみ「動画をよく観る人は、13や14の方が満足度高いかも。」
ひろと「逆にSNSやLINEメインなら、SE3のほうが扱いやすい。」
さとし「確かに。夜景や映画より“使いやすさ”を優先したいかな。」

カフェでXRとSE3の画面を見比べるひろと・まなみ・さとし

画面の広さや夜間撮影はSE3の“惜しい”部分。使い方と優先順位で解決できることも多い。

“小さいけど速い”に変わる満足感

ポイント
多くのXRユーザーが「小さくなったけどストレスが減った」と感じるのは、操作レスポンスと取り回しの軽さ。買い替え後に“新しい機能”よりも“毎日のラクさ”を実感するケースが多い。

ひとコマ
さとし「確かに、動きの軽さと手の疲れなさで“新しい快適さ”を感じるかも。」
陽菜「派手じゃないけど、こういう“地味なラクさ”が長く続くのがSE3だね。」
まなみ「“飽きないスマホ”って言葉、SE3にぴったりかも。」
ひろと「それ、名言だな。」

ひとことTIP
小型モデルを長く快適に使うには、「ケース選び」「明るさ自動調整ON」が効果的。疲労感がぐっと減る。

この章のミニまとめ

  • XRより軽く・扱いやすい=毎日の疲れが減る

  • A15チップとTouch IDでストレスフリー

  • カメラ・電池は実用十分、夜間のみ注意

  • “派手さより快適さ”を求めるならSE3は最適

  • SE3はXRユーザーにとって“原点回帰のスマホ”

価格・中古・コスパの話

公式価格モックと中古相場レンジ、整備済み1年保証のラベル

在庫新品・整備済み・中古の順で安全性とコスパを見比べ。保証とバッテリー状態が要チェック。

公式価格モックと中古相場レンジ、整備済み1年保証のラベル
在庫新品(量販・キャリア)/整備済み/中古の順で“安心度と総額”を見比べ。保証条件とバッテリー状態が要チェック。

ポイント
SE3はホームボタン現役世代だけど、Apple公式は終売
今は 在庫新品(量販店・キャリア)/整備済み/中古から、予算×安心度で選ぶのが現実解。

ひとコマ
さとし「SE3って今いくらくらいで手に入る?」
ひろとApple公式は取扱終了。今は量販やキャリアの在庫、それと整備済み・中古で探す感じ。」
まなみ「店舗だとポイント還元込みの実質額が効くよ。整備済みは保証が付くぶん安心度が高いね。」
陽菜「容量は128GB基準で。写真・動画・LINEのバックアップを考えると、64GBは詰まりやすいから。」

在庫新品(量販・キャリア)の見方

  • 初期不良対応が明快/店舗保証+メーカー保証。

  • ポイント還元・乗り換え施策実質価格が下がることが多い。

  • eSIM開通・下取りまで一気に進めやすい。

  • 迷ったら128GBを基準に(64GBは写真・動画・LINEで窮屈になりがち)。

ひとコマ
「中古はどう?」
まなみがタブレットを操作しながら答える。
「状態のいい中古なら4万円台でもあるね。
 バッテリー交換済みなら安心。逆に2万円台は避けた方がいい」

ポイント:中古で後悔しないコツ

  • 状態A/B・動作保証ありの店舗を優先。ネットワーク利用制限が○(マル)か必ず確認。

  • バッテリー最大容量85%以上が目安(80%未満は交換費用を織り込む)。

  • True Tone有効/画面の色ムラ・焼きなし/カメラ曇りなし/フレーム歪みなしをチェック。

  • eSIMプロファイル削除済みか要確認。前ユーザーのプロファイル残りはトラブルの元。

  • “相場より安すぎ”は修理歴・非純正部品の可能性が高く、避けるのが無難。

中古で見るポイント

チェック数:0/8  4つ以上なら実用性◯。6つ以上で「買ってOK」ゾーン。

 

ひとコマ
陽菜が補足する。
「キャリアでポイント還元とか使えば、実質負担はもっと下がるし。
 あと、公式認定の“Apple整備済製品”もチェックしておくといいよ」

ポイント:整備済製品&キャリア還元

  • Apple整備済製品:Appleが点検・部品交換・外装クリーニングを行い、1年保証付き。“ほぼ新品級”ד少し安い”が魅力。出物は不定期なので通知やこまめなチェックがカギ。

  • キャリア還元:ポイント・割引・長期契約の条件を必ず確認。短期解約ペナルティ利用条件の縛りがないか要チェック。実質価格が低く見えても、合計負担で比較するのがコツ。

ひとコマ
「へぇ、整備済って新品みたいに綺麗なんだよね?」
「そう。Appleで点検されて、1年保証もある。SE3も時々出ることがあるよ

ポイント:整備済を拾う“動き方”

  • 在庫は流動的。見つけたら即判断が鉄則。

  • 128GB狙いだと“買ってから後悔”が少ない。

  • 支払いはクレジットの分割 or 一括+ポイント還元など、自分の家計に合う方で。

ひとコマ
ひろとがまとめる。
「つまり在庫新品(見つかれば)・整備済み・中古のどれでも、条件をそろえれば安心して選べる
値崩れが少ないから、売るときも損しにくいのがSE3のいいところ」

ポイント:リセール・総額の考え方

  • SE3は需要が安定していて、相場の値崩れが緩やか。在庫新品(量販・キャリア)・整備済み・中古のどれを選んでも、リセールが強い実質負担を抑えやすい

  • 総額思考で比べよう:

    • “購入価格 −(売却見込み or 長期利用価値)+(バッテリー交換×1回想定)”

    • 在庫新品(量販・キャリア)128GB or 整備済で3〜4年運用+バッテリー1回交換が、安心×コスパの定番ルート。

ポイント:支払いイメージ(目安・家計の考え方)

  • 在庫新品(量販・キャリア)128GB:約7万円前後 → 3年利用で月あたり約1,900円

  • 整備済/中古良品:約4.3〜5.5万円 → 同条件で月あたり約1,200〜1,500円

  • バッテリー交換(1回想定)を合算しても、日割りで見れば“毎日のコーヒー1杯前後”

  • だからこそ「使いやすさ(毎日のラクさ)」を軸に選び、128GB+iCloudで詰まりにくい運用にするのが満足度高め。

購入価格・売却/延命(電池交換)・使いやすさを3分割した円グラフ

「買う」だけでなく“売る・延命・満足度”まで含めてトータルで納得の支出に。

ポイント:買い時のサイン

  • 在庫が出たとき(整備済・中古A)。

  • キャリアの短期縛りなし還元が出たタイミング。

  • 決算期・新機種発表の波。

  • XRの電池が80%前後に落ちた・不意の再起動が出始めた、など“我慢コスト”が上がったとき。

ひとことTIP(運用)

  • ケース・保護ガラスはSE2/8と共通のものが多く安価。

  • スタンド型Qiで“置くだけ充電”にすると、接続の手間がなくなり、体感満足が上がる。

  • 家族運用ならiCloudの共有でバックアップと写真整理が劇的にラク。

この章のミニまとめ

  • 新品・整備済・中古の三拍子そろい踏み。安心度×価格で柔軟に選べるのがSE3の強み。

  • 相場の値崩れが緩やかで、リセール有利=実質負担を抑えやすい。

  • 64GBは詰まりやすい。128GB+iCloudが“数年使う”の王道。

  • 中古はチェックリスト徹底で失敗回避。バッテリー交換を前提に“延命”すれば、コスパの核が作れる。

  • 買い時=在庫の波×縛りなし還元×我慢コストの上昇。条件がそろったら“今がその時”。

Q&A|SE3で“後悔しない”ための要点

吹き出しデザインのQ&Aカードとガーランドを持つ芽依

よくある疑問を短く整理。迷いどころはここを押さえれば大丈夫。

Q1:SE3は“今から”買っても大丈夫?
ポイント:A15チップ×iOS対応レンジで、実用期間はまだ十分。片手操作・Touch ID・軽さの価値がハマるなら“今でも選ぶ意味”がある。
ひとコマ
さとし「『最新じゃない=妥協』じゃなくて、『自分に合う=満足』だね。」
ひろと「うん。“毎日ラク”は性能以上に効く。」
TIP:長く使うなら 128GB+iCloud が詰まりにくく後悔が少ない。

Q2:SE3のカメラ、物足りなく感じる?
ポイント日中・屋外・逆光のHDRは十分きれい。夜景/ズームは割り切り。
ひとコマ
陽菜「公園のスナップ、色が自然で好き。」
まなみ「夜イベント中心なら“上位モデルも視野”ってだけ。」
TIP:室内は 露出を少し下げる と整いやすい(太陽マークを下へ)。

Q3:電池が心配。XRより悪くなる?
ポイント:公称値は控えめでも A15の効率で“1日完走”はしやすい。動画長時間の日だけモバイルバッテリーで補う運用が現実的。
ひとコマ
さとし「“朝100%→夜30%”を保てれば十分。」
ひろと「“5Gオート+低電力”の日は持ちが伸びるよ。」
TIP5Gオート/バックグラウンド更新の整理で体感2〜3時間の余裕が出ることも。

Q4:Qiは使える?MagSafeは?
ポイントQiワイヤレス充電OK(置くだけで充電)。MagSafe(磁力固定)は非対応
ひとコマ
まなみ「寝室はスタンド型Qiが快適だよね。」
陽菜「デスクでチラ見もしやすいし。」
TIP:車載は“置き型”推奨。吸着タイプは外れやすい。

Q5:中古で失敗しないコツは?
ポイント状態A/B+動作保証の店舗で、バッテリー最大容量85%以上を目安に。True Tone・eSIM削除・利用制限○をチェック。
ひとコマ
ひろと「“安すぎ”は交換歴や非純正混在のサインかも。」
さとし「チェックリスト持っていけば落ち着いて選べそう。」
TIP:悩んだら Apple整備済(1年保証) を最優先候補に。

Q6:64GB・128GB・256GB…どれにする?
ポイント128GBが無難。64GBは数年運用で圧迫しやすい。256GBは動画多め派向け。
ひとコマ
陽菜「家族写真とLINEのバックアップ、想像より容量使うよね。」
まなみ「iCloudと併用すれば、128GBで長く快適。」
TIP“写真の最適化”ON(設定→写真)でローカル容量を節約。

Q7:結局、SE3はどんな人に向いてる?
ポイント

  • 片手で完結させたい

  • Touch IDが好き(決済や改札がスムーズ)

  • 軽さ&取り回しやすさを重視

  • 価格と安心のバランスで選びたい(新品・整備済・中古の選択肢)
    ひとコマ
    さとし「“毎日ラク”って、いちばん贅沢かも。」
    ひろと「そう。派手さより相棒感がほしい人へ、って感じ。」

SE3向き/別モデル向きをアイコンとチェックで比較した横長ボード

片手操作・日中写真・価格バランス——当てはまる数で候補を絞る簡単チャート。

あなたはどっち? ミニ診断

チェック数:0/3  まずは気になる項目にチェック。

💡 iPhone12と13について詳しくは👉iPhone 12は“今あえて”アリ?iPhone 13はまだ買い?

まとめ|“最高”より“ちょうどいい”を選ぶ

夕方のリビングでSE3と折り紙の芽依、湯気の立つマグが並ぶ

最高スペックより“ちょうどいい快適”。日々の暮らしに馴染むSE3という選択。

iPhone SE3は、派手な新機能では勝負していません。
でも、手に馴染むサイズ迷わない操作サクサク動く中身、そして選べる価格帯
“毎日の気楽さ”を、静かに、長く支えてくれる1台です。

ひろと「“使いやすさが続く”って、いちばんの長持ち。」
陽菜「片手でスッと扱えると、スマホってもっと身近になるよね。」
まなみ「形が変わらない安心感も、SEの魅力だと思う。」
さとし「……もう一度、SE3を触ってみようかな。」

芽依が眠そうにあくびをして、さとしは静かにスマホを置いた。
決断は、今日じゃなくてもいい。
でも、方向は少しだけ見えてきた。

「……次は、iPhone14も見てみようか」

あなたと同じように、少しだけ立ち止まって、生活に当てはめて考えてみる。
その“間”が、いちばん後悔の少ない選び方につながるから。

深呼吸して、手に取ってみてください。
“最高”より、“あなたにちょうどいい”を。

関連記事:
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眠る芽依を抱いて手を振るさとし

読んでくれてありがとう。またねー。